翠月あくび

25歳兼業ライター 金沢大学の文学部で近代文学を専攻していました。在学中の読書量は、年間約250作品を超えています。好きなジャンルは純文学とイヤミスで、作中から自分独自の解釈を生み出すことが私の読書の楽しみです。

野外で本を読む若い女性

2023/11/17

芥川龍之介「歯車」の短く簡単にあらすじを紹介!手紙の最後の一文とは...

自分と立場が違う人を理解することは、とても難しいことです。 「男と女」「上司と部下」「有名人と一般人」など、相容れない存在は世の中に数多く存在します。 『歯車』は、芥川龍之介の作家としての苦労を記した作品です。 本記事では、『歯車』のあらすじを中心に紹介します。 歯車の作品概要 『歯車』は1927年に「文藝春秋(10月号)」で発表された芥川龍之介の短編小説です。 芥川龍之介の命日が1927年7月24日ですので、『歯車』は芥川の死後に世に出たことになります。 『歯車』が発表された1927年付近の作品の特徴と ...

座って読書をしながらよそ見をする女性

2023/10/24

『藪の中』のあらすじを簡単に紹介!物語の解説や考察も(芥川龍之介作品)

みなさんは自分の保身のために嘘をついてしまった経験はありますか。 人間のエゴイズム(利己主義)はとても醜く悲しいものですが、当たり前のようにわたしたちの周りに存在しています。 『藪の中』は、そのような人間模様を鮮明に描きだした作品です。 『藪の中』のあらすじの前にチェック1. 作品概要 リンク 『藪の中』は芥川龍之介が1922年に「新潮」で発表した短編小説です。 「今昔物語集」が題材になっているといわれており、いわゆる「王朝物」の1つに数えられています。 芥川作品の中でも研究対象になることが多く、研究者た ...

室内で本を読む女性

2023/10/24

芥川龍之介「河童」のあらすじを簡単に紹介!登場人物・解説・考察も

みなさんは仕事や学校に疲れて、現実逃避したいと思った経験はありませんか。 そのようなときは旅行にいって、違う世界に飛び込んでみるのがいちばんですよね。 しかし、旅行から帰ってきてみると憂鬱な現実がますます際立って感じられるものです。 『河童』に登場する第23号も、きっとそのような経験をしたのかもしれません。 河童あらすじの前にチェック1. 作品概要 リンク 『河童』は、芥川龍之介が1927年に『改造』で発表した中編小説です。 1927年は芥川龍之介が自殺した年でもあり、このことから芥川の命日である7月24 ...

お参り

2023/10/26

『鼻』のあらすじを紹介!芥川龍之介の伝えたいこととは?登場人物・解説・考察も

みなさんは自分にコンプレックスを持っていますか。 人から見ればなんてことないようなことでも、一度気になり始めたらなかなか頭から離れないものです。 もしもコンプレックスを解消できるとしたら、ほとんどの人が真っ先に行動にうつすでしょう。 しかし、その先に起こりうるであろうことを想像できる人は少ないかもしれません。 『鼻』は自らのコンプレックスを克服した先で、ある苦悩に直面する人間の物語です。 本記事では芥川龍之介の著書『鼻』のあらすじを中心に紹介します。 『鼻』のあらすじの前にチェック1. 作品概要 今昔物語 ...

読書をする女性

2023/10/24

芋粥とは?芥川龍之介「芋粥」のあらすじを簡単に紹介!登場人物・解説・考察も

みなさんは、いつか叶えたい“夢“を持っていますか。 もしも夢が叶ったとしても、また新しい夢が出てくるはずです。 しかし、夢が1つしかなかったとしたら……。 『芋粥』は、夢を失ってしまうという危機に直面した1人の人間を描いた物語です。 本記事では、芥川龍之介の著書『芋粥』のあらすじを中心に紹介します。 芋粥あらすじの前にチェック1. 作品概要 : 題材となったのは『宇治拾遺物語』? 『芋粥』は1916年9月に『新小説』で発表された芥川龍之介の短編小説です。 作者は『新小説』での執筆が念願だったようで、熱心に ...