広告

音声メディアの比較!おすすめアプリ13選【本を聴くアプリも紹介】

2020年12月28日

カメラ目線の女性

ヒロキタナカ

一橋大学大学院を修了後、IT業界を経て書籍商として独立。オンライン古書店を運営しながら、選書サービスをスタート。大手Webメディアを中心に、選書も行う。

2020年ごろから、音声メディアの市場が盛り上がってきていますよね。インフルエンサーが、「YouTube」などの動画視聴サービスから音声メディアへ軸足を移している流れも象徴的です。

今回は時流に乗っている音声メディアのアプリを厳選して紹介しつつ、本を「読む」のではなく「聴く」という観点からもアプリを比較して紹介していきます。

なお、「活字が苦手で読書が進まない…」「効率的に読書を楽しみたい」という方には、会員数250万人以上の【audiobook.jp】がおすすめ。小説だけでなく、ビジネス書が充実しています。まずは聴き放題年割プランの無料トライアルを試してみてください。

無料で試してみる

音声メディアの比較:音声メディアとは

音声メディアの比較:音声メディアとは

音声メディアについて比較する前に、音声メディアの概要について説明します。

音声メディアとは

音声メディアとは、音声を介して情報を配信したり受信したりするためのプラットフォームを指します。

「Youtube」の音声版・「Twitter」の音声版といったイメージです。

パソコンやブラウザだけではなく、スマートフォンのアプリからも視聴できます。

著名人やインフルエンサーによる配信以外にも、個人でラジオ番組を配信することも可能です。

新たな収益源としても、注目を集めています。

音声メディアの市場規模

音声メディアは、日本で2020年ごろから話題になることが増えてきましたよね。

この流れはアメリカからきています。

アメリカでは、2020年にアメリカ人口の58%が音声コンテンツを毎月聴くと予想されていました(参照:音声メディア「Voicy」、再生回数に基づく収益化プログラム開始へ)。

アメリカで音声メディアが普及していることを考えると、日本でも音声コンテンツの消費が一般的になるのではないでしょうか。

日本では「Voicy」という国産音声メディアが伸びてきており、今後の成長に大いに期待できます。

無料で試してみる

音声メディアの比較:用語のチェック

音声メディアの比較:用語のチェック

音声メディアまわりで頻出する用語についても、簡単に解説していきます。

Podcast

Podcast(ポッドキャスト)とは、インターネット上に音声を配信する仕組みのことです。

もしくは、その配信した番組自体のことを指します。

Podcastの「Pod」から察しがつくかもしれませんが、「iPod」と「broadcast」が組み合わさった言葉。

AppleのiTunesによってPodcastが成長していき、広い意味で使用されるようになりました。

音声SNS

「音声SNS」は、言葉のとおり音声で交流をはかるためのプラットフォームです。

音声ブログとも呼ばれています。

Clubhouse」という音声SNSの台頭で注目されるようになりました。

オーディオブック

オーディオブックとは、文字どおり「聴く本」を指しています。

本の内容をナレーターが録音し、それを視聴できる音声メディアのことです。

ほかの作業をしながら情報をインプットできます。

Kindle本をAlexaから聴くことも可能ですが、AI特有のなまりが気になるでしょう。

しかし、Audibleなどのオーディオブックサービスはプロがナレーターとして朗読しています。

声優や俳優がナレーターとして活動しているケースもあるので、チェックしてみてください。

音声メディアの比較:アプリ一覧・13選

音声メディアの比較

音声メディアを厳選しつつ、それぞれの概要について解説していきます。  

メディア審査分類収益化
Voicy必要音声配信可能
Himalayaなし音声配信可能
Radiotalkなし音声配信可能
Clubhouse-音声SNS-
radiko-ラジオ-
stand.fmなし音声配信可能
spoonなし音声SNS可能
mocri-音声通話-
Anchorなし音声配信アメリカのみ可能
Audible-オーディオブック-
audiobook.jp-オーディオブック-
REC.(サービス終了) なし音声配信予定あり
noteなし音声記事可能

※2022年12月時点の情報です
※横スクロールできます

1. Voicy

Voicy(ボイシー)は「新感覚のラジオ」といった感じで、基本的に10分程度から著名人や専門家などの話を聴けます。

ながら作業に向いていて、内容も勉強になります。

一般人がラジオパーソナリティになることは2021年12月現在はできません。

一定の審査があります。

応募することはできますが、基本的には有名人や影響力のある人(インフルエンサー)がパーソナリティをしているイメージです。 

Voicyは、基本的に無料で利用できますが、プレミアム放送という機能があり、有料放送をしているパーソナリティも増えてきています。

会費を支払うことで、特別な放送を視聴可能です。 

2. Himalaya

  中国発の音声配信プラットフォームで、ニュースやビジネスなどいろいろなジャンルの音声コンテンツを聴けます。

Voicyと似ていますね。

パーソナリティは有名人や専門家も多いですが、審査なしで一般人でもラジオ配信できる点が特徴です。 

また、このアプリでは本を聴くこともできます。

本を月額750円で聴ける「聴き放題」のプランはお得。

プロの声優やナレーターによる朗読なので聴きやすいですし、オフラインでの再生が可能ですので便利です。

3. Radiotalk

Radiotalk(ラジオトーク)は、無料で自身のラジオ番組をもてる音声配信サービスです。

編集できず、12分一発録りにのみに対応しています。

スマートフォンで気軽にはじめられるのが魅力です。

4. Clubhouse

2021年1月に話題になった音声SNSですね。

1月の下旬ぐらいから、日本でも広がりを見せています。

2021年1月現在では、iPhoneユーザ・iOSのみしか対応していません。

2020年5月現在、Androidでも配信されるとの情報が入りました。

Android rollout continues!

🇯🇵🇧🇷 🇷🇺 Japan, Brazil & Russia coming Tuesday
🇳🇬🇮🇳 Nigeria & India on Friday AM
🌐 Rest of world throughout the week, and available worldwide by Friday afternoon

— Clubhouse (@Clubhouse) May 16, 2021

Clubhouseが人気の理由は、今まで話さなかったような人と生で会話できるという点だと考えられます。

聴いている側としても、かなり有益な時間を過ごせるでしょう。

追記:2021年5月にAndroid版もリリースされました。

pic.twitter.com/2vHhwVNAXQ

— Clubhouse Japan (@ClubhouseJP) May 18, 2021

5. radiko

radikoとは、地上波のラジオ放送をインターネットで同時配信するサービス。

普通のラジオ感覚で視聴できます。

パソコンやスマートフォンから視聴可能。

手元の端末がそのまま受信機になるイメージですね。

自分が住んでいるエリア内にある放送局の放送が対象です。

「ラジコプレミアム会員」になれば、エリアフリーで全国各地のラジオ放送を聴けます。

6. stand.fm

stand.fmはVoicyなどの音声メディアとは異なり、審査がなく誰でも配信できます。

また、「配信」を重視しているため、とにかく配信を初めてみたいという人におすすめの音声メディアです。

顔出しする必要がないため、敷居は低めになっています。

7. Spoon

Spoonは、音声ライブ配信サービスです。

stand.fmと同様に「配信」に特化しています。

顔出しすることがないため、ラジオのように配信可能。

リアルタイム配信をしたい場合にはおすすめです。

8. mocri

mocriは、これまで紹介した音声メディアとは毛色が違います。

「作業通話アプリ」と呼ばれており、在宅ワークにおすすめな音声メディア。

通話できるトークルームを作っておき、そこに誰かが集まってくるイメージです。

9. Anchor

AnchorはSpotifyが提供する手軽なPodcast作成ツールです。

スマートフォンやタブレットで、podcastの作成やリスナー分析を無料で行うことができます。

また、一度に多数の音声メディアで配信することが可能に。

10. Audible(オーディブル)

本を「聴く」ためのサービスです。

Amazon関連会社が運営しています。

11. audiobook.jp

audiobook.jpも、Audible同様に本を「聴く」ためのサービス。

オーディオブック業界では老舗です。

Audibleと比較したい人は「Audibleとaudiobook.jpの徹底比較!おすすめは?」をチェックしてみてください。

12. REC.

※ サービス終了しました

UUUMからstand.fmに譲渡された音声配信サービスです。

簡単な操作で、雑談・ストーリー・歌などを録音して配信できるアプリ。

さまざまな配信者をフォローしたり質問したりして、交流できます。

13. note

ブログの記事を投稿するようなタイプのサービスですが、音声配信も可能です。

有料コンテンツとして設定すれば、収益化できます。

ドメインが強く、Googleで検索されたときに上位表示されやすい傾向なのも魅力です。

無料で試してみる

音声メディアの比較:オーディオブック3選

音声メディアの比較:オーディオブック3選

音声メディアの中でも、オーディオブックも人気になりつつあります。

聴く読書っていいですよね。
audibleや@audiobook_jpなど試しましたが、移動時間に聴けるのでよいです。

忙しくて本を読んでいる時間が少ない人におすすめ。何冊も聴けるので、かなりコスパがいいと思います。clubhouseやvoicyなども流行っていますし、耳で本を読むということが普通になるかもですね

— ヒロキタナカ (@hiroky_info) March 12, 2021

ながら作業ができるため、「本を読む時間がない」「本を効率よく読みたい」という人にはおすすめです。

そこで、オーディオブックを提供している音声メディアを厳選して紹介します。

1. Himalaya

Himalayaは、聴き放題プランに入れば、1万冊以上のオーディオブックをお得に聴ける音声配信サービスです。

30日間は無料体験で利用でき、期間中でも解約可能です。

月額プランは750円で、年割プランは625円とお得。

2. Audible

Audibleはアマゾンの音声配信サービスで、本を音声で聴けます。

月額1,500円で聴き放題のサービスです。

筆者は毎日利用しています。本をプロのナレーターが朗読してくれます。

作品によっては、著名人や声優が担当していることも。

専用のAudibleアプリもしくはアレクサから聴けます。

Audible(オーディブル)をオフラインで再生する方法は?」に記載したように、オフライン再生も可能です。

3. audiobook.jp

オーディオブック(audiobook.jp)は、本を音声で聴くことを主眼を置いたサービスです。

最初の30日間は無料でオーディオブックを聴き放題のプランもあります。

無料で聴けない本は、単品で購入可能です。

オーディオブックの比較表

筆者もオーディオブックをいろいろ試しましたが、最終的にはAudibleかaudiobook.jpの二択になりました。

スマホで音楽を聴く日本人女性
Audibleとaudiobook.jpのラインナップや料金など徹底比較!おすすめは?

続きを見る

それぞれにメリットがあるので、どちらもおすすめできます。

メディアプラン配信数無料期間
Audible
  1. 買い切り(単品価格)
  2. 聴き放題(1,500円)
40万冊以上(聴き放題:12万冊以上)30日間
audiobook.jp
  1. 買い切り(単品価格)
  2. 月額会員プラン(550円~)
  3. 聴き放題 月額プラン(880円/月)
  4. 聴き放題 年割プラン(625円/月)

4万冊以上

(聴き放題:1万冊以上)

30日間

※2022年2月時点の情報です
※横スクロールできます

音声メディアの比較:まとめ

今回は音声メディアについて解説しました。本を読むのではなく、「本を聴く」という新しい概念が今後より普及していくのではないかと考えています。

なお、「活字が苦手で読書が進まない…」「効率的に読書を楽しみたい」という方には、会員数250万人以上の【audiobook.jp】がおすすめ。小説だけでなく、ビジネス書が充実しています。まずは聴き放題年割プランの無料トライアルを試してみてください。

無料で試してみる

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

ヒロキタナカ

一橋大学大学院を修了後、IT業界を経て書籍商として独立。オンライン古書店を運営しながら、選書サービスをスタート。大手Webメディアを中心に、選書も行う。

-オーディオブック