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古本用語とは?本の状態別に劣化の予防策・修復方法について詳しく解説
2020年6月6日
Amazonなどで本を買うときに、説明欄でよくわからない「古本用語」が記載されていることってありますよね。 今回は、そのような古本用語と本の劣化を防ぐための対策・修復方法について解説します。
古本とは
古本とは、小説、教科書、専門書、雑誌、漫画など、一度購入されて使用された後に再販される本のことを指します。 新品に比べて価格が低く設定されていることが多く、コストを抑えて多くの本を読みたい人にとっては魅力的ですよね。 古本の状態はさまざまで、ほぼ新品同様のものから、使用感のあるもの、日焼けやシミ、書き込みがあるものまであります。
古本用語とは
古本用語とは、古本にまつわる専門用語のことです。 本の状態を示す場合などによく使われます。 Amazonで本を購入するときに、見たことのある人もいるのではないでしょうか。
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古本用語を知るメリット
古本用語を把握することで、その本の価格が状態と見合っているかどうか判断しやすくなります。 古本は、通常の新品とは異なり価格感を掴むことが重要です。 特に、年代ものの古書を入手する場合にはより注意する必要があります。
古本用語を状態別に解説
1. ヤケ
本は人間と同じように、「日焼け」をします。紙が日焼けをすると、劣化し黄ばんだような色に。 特に、本の天(上の部分)が日焼けすることが多いです。中には、本の中まで日焼けしている本もありますよね。その多くは長時間に渡って日に当たっていた本でしょう。
予防策
本の日焼けの原因は「紫外線」といわれているので、対策は紫外線に当てないように保管すること。たとえば、箱に保管したり押し入れに収納するという方法があります。 おすすめはバンカーズボックス。読まない古本を保管するのに適しています。
修復方法
修復方法は、やすりや砂消しゴムで表面を削ること。人によっては加工とみなすこともありますので、販売者側はとくに注意です。
2. のど割れ(ワレ)
本の開き過ぎが原因で、割れるようにページが開いてしまっている状態です。 一見、見た目が綺麗な本でものど割れが起きている場合もあります。特に、ハードカバーの本に多い印象です。
予防策
のど割れを防ぎたいのであれば、本を開きすぎないことが大切。つい無意識で本を乱雑に扱ってしまう人は要注意です。
修復方法
のど割れを修復する方法もありますが、完全な状態に戻すのは非常に難しいでしょう。 のど割れ部分にノリを塗って修復することもできなくはないですが、難易度は高いです。ただ、何もしないよりはマシな状態になることも。
3. ムレ
本のページが水分でヨレヨレになっている状態です。本の濡れ具合にもよりますが、完全な状態に戻すのは難しいでしょう。
予防策
普段コーヒーなど飲み物を飲みながら読書するような人は、特に注意が必要です。紙の本から防水のKindle端末に移行するのもよい予防策ですよ。
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修復方法
一度冷凍してから解凍するという方法や、電子レンジ・アイロンを使った方法などがみられます。具体的な方法については、ぜひ調べてみてください。
古本用語の一覧
覚えておくと便利な古本用語を紹介します。
- カバ:カバー
- 蔵印:蔵書印のあるもの(図書館の本など)
- 帙(ちつ):和装本を保護するための覆い
- 夫婦箱(めおとばこ):本の箱
- 乱丁:ページの乱れ(順番ミス)
- 落丁:ページの不足
古本用語を把握しましょう
今回はオンライン書店でよく使用されている古本用語を厳選して紹介しつつ、本を劣化させないための予防策と修復方法について解説しました。 本はよい状態でキープしておけば、後でフリマアプリや古書店で売ることもできます。特に専門書は高価買取も期待できますので、大切にしたいですね。 ブックカバーで保護したい人は、「読書グッズ17選!選び方やおしゃれで便利なおすすめの商品を紹介」の記事でおすすめの商品を紹介しているのでチェックしてみてください。