Audibleの芥川賞受賞作おすすめ8選!聴き放題の作品を紹介

本越しのネコ
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「読書をしたいけれど、本を開く時間がない。」

そのようなときは、書籍を聴いて楽しめる「Audible」(オーディブル)を使ってみてはいかがでしょうか。

すきま時間に文学を楽しみたいなら、良質な中・短編小説のそろっている芥川賞受賞作がおすすめです。

本記事では、Audibleで楽しめる芥川賞受賞作を紹介します。

目次

芥川賞とは?

芥川賞

芥川賞は、年に2回選考がおこなわれる純文学の新人賞です。

正式名称は芥川龍之介賞といいます。

1935年、芥川の友人であった菊池寛が、芥川の業績を記念して創設しました。

芥川賞の候補となるのは、原稿用紙100〜200枚程度の短・中編小説です。

受賞作はテレビ番組などでも大きく取り上げられ、ベストセラーとなることも珍しくありません。

そのため、芥川賞受賞作は、長編を読む時間がない方や読書に慣れていない方でも手に取りやすい作品だといえます。

Audibleの芥川賞受賞作おすすめ8選

ヘッドフォンをする笑顔の女性

良質な短・中編小説がそろっている芥川賞受賞作。

そのなかでもAudibleで楽しめる、近年話題をさらった作品や、時を超えて読み継がれている作品を紹介します。

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コンビニ人間

第155回(2016年上半期)芥川賞受賞作です。

「正常な生き方ってなんだろう。」

幼少期から周囲に馴染めずにいた恵子は、大学卒業後もコンビニ店員として働いています。

勤続18年、恵子にとってコンビニは、自分が「正常」になれる大切な場所でした。

ひょんなことから元同僚と同棲することになった恵子は、自分と世間のずれを再認識し、ある決断をします。

「普通」や「正常」になれない自分に悩んでいる人や、自分とは異なる感性をもつ人にいらだつ人におすすめできる作品です。

火花

第153回(2015年上半期)芥川賞受賞作です。

人生をかけるほど好きなものはありますか。

売れない芸人・徳永は先輩芸人・神谷の才能に心酔し、神谷を師と仰いでいました。

しかし月日が経つにつれて、二人の生き方はすれ違うようになって…。

子どものような純粋さと狂気を合わせもつ神谷と、いつまでも夢を見ていたかった徳永の、長い青春の物語です。

光抱く友よ

第90回(1983年下半期)芥川賞受賞作です。

自分の性格が嫌になったこと、ありませんか。

優等生の涼子の悩みは、嫌なことでも断れない自分の性格。

クラスメイトから仕事を押し付けられた放課後、不良だと噂される女子生徒・松尾が教師から叱られている場面を目撃します。

思い切って松尾に話しかけた涼子は、松尾の抱える秘密を知ってしまうのでした。

瀬戸内海に面した町を舞台に、傷つきやすさと強さを抱えた女子高生2人の友情が描かれます。

スクラップ・アンド・ビルド

第153回(2015年上半期)芥川賞受賞作です。

ブラック企業を辞めて就職活動中の健斗は、母と祖父との3人暮らしです。

手の焼ける祖父に悩んだ健斗は、毎日のように祖父が発する「早く死にたい」を叶えるため、祖父を弱らせる秘策を考えます。

思うような結果が出ず、焦りやイライラが募る時期は誰にでもありますよね。

飄々とした祖父の可愛らしさと、家族ならではのあけすけな会話にクスっと笑える作品です。

道化師の蝶

第146回(2011年下半期)芥川賞受賞作です。

謎の多言語作家「友幸友幸」と、その作品に道化師だと書かれた実業家「A・A・エイブラムス」。

A・A・エイブラムスの死後、A・A・エイブラムス私設記念館の依頼によって、「わたし」は友幸友幸の正体を探ります。

言語と書物をめぐる、大きなうねりのような物語。

そのうねりに身を任せるうちに、自分の存在も言語の中に溶けてゆきそうになります。

螢川

第78回(1977年下半期)芥川賞受賞作です。

昭和37年、いつまでも冬の気配がする富山県で、14歳の竜夫は衰弱していく父を見守ります。

濃い死の匂いと初恋に戸惑いながら、竜夫は少しずつ大人になるのでした。

父の死後「4月に大雪が降ると蛍の大群があらわれる」という言い伝えを信じ、初恋の人と出かけた先で竜夫が見たものとは。

ラストシーンの、美醜を超えた命の輝きは圧巻です。

カクテル パーティー

第57回(1967年上半期)芥川賞受賞作です。

米国統治下の沖縄。

親善パーティーに招待された沖縄出身の私は、日本人・中国人・アメリカ人の友人たちと会話に興じます。

しかしその頃、別の場所では、私の娘が米兵に暴行されていたのでした。

日本人が米兵を告訴するのは難しかった時代。

私はパーティーに参加していた友人たちに、助けを求めますが…。

「カクテル」の意味、国と個人、加害と被害について、じっくり考えさせられる作品です。

忍ぶ川

第44回(1960年下半期)芥川賞受賞作です。

大学生の私は、小料理屋につとめる女性・志乃と恋に落ちます。

しかし私には、兄弟が次々に自殺・失踪したという暗い過去がありました。

残された兄弟は、私と病弱な姉の二人きり。自分の血統はおかしいのではないかと悩みながら、私は新しい家庭を築こうとします。

一方、志乃にも秘密がありました。

「血」と「家」に悩まされつつも、お互いを気遣いながら生きる二人の姿に心が揺さぶられる作品です。

Audibleとは?

読書と音楽

Audibleは、小説などの書籍をプロのナレーターや著名人が朗読してくれるサービスです。

https://twitter.com/audibleJP/status/1577826062855176193

日本では、アマゾンジャパン合同会社が提供しています。

Audibleの魅力は、月額1,500円で12万以上の書籍を無制限に聴けること。

お手持ちのスマートフォンやタブレットに専用アプリをインストールするだけで、好きな場所で好きな作品を楽しめます。

著名人と文学作品の絶妙な組み合わせも、Audibleの魅力の1つです。

今回紹介した作品では、『コンビニ人間』はタレントの大久保佳代子さん、『火花』は俳優の堤真一さんが朗読しています。

Audibleで芥川賞受賞作を聴こう

気軽に文学作品に触れたい方のために、Audibleで楽しめるおすすめの芥川賞受賞作を紹介しました。

満員電車での通勤時や、手が離せない家事の合間に、音楽を聴くように文学作品を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

読書や漢字が専門のライター。図書館司書資格を保有しています。好きな本のジャンルは近代文学と短歌、日本語学。同じく本の虫である娘と、日々楽しく本を読んでいます。

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