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原田マハのおすすめ作品15選!美術に通ずるアート小説作家の世界へ
美術館キュレーターの経験を持ち、アートと小説を見事に融合させた作品を生み出す作家・原田マハ。数々の賞を受賞し、映画化・ドラマ化作品も多数手がける実力派作家です。この記事では、原田マハの魅力とおすすめ作品15選をご紹介します。
原田マハとは
1962年東京都生まれの小説家。関西学院大学文学部日本文学科および早稲田大学第二文学部美術史科を卒業後、美術館勤務を経て、2006年『カフーを待ちわびて』で作家デビュー。『楽園のカンヴァス』で山本周五郎賞、『リーチ先生』で新田次郎文学賞を受賞。美術への深い造詣を活かしたアート小説の第一人者として知られています。
アート小説とは
アート小説とは、美術作品や画家をテーマに、史実とフィクションを織り交ぜて描く小説ジャンルです。原田マハは、ゴッホやピカソ、ルソーといった巨匠たちの人生や作品に新たな光を当て、読者を魅了し続けています。
原田マハの作品の選び方
さまざまな原田マハの作品から自分にぴったりの一冊を見つけるためのポイントをお伝えします。
まずはアート小説を読んでみる
原田マハの真骨頂であるアート小説から入ることをおすすめします。『楽園のカンヴァス』や『たゆたえども沈まず』など、美術史の知識がなくても楽しめる作品が多数あります。芸術家たちの情熱や苦悩、作品に込められた想いに触れることができます。
新刊を読んでみる
最新作から読み始めるのも一つの方法です。時代とともに進化する原田マハの筆力と、より幅広いテーマを扱った作品を楽しむことができます。
他のジャンルも読んでみる
アート小説以外にも、人間ドラマや恋愛小説、旅をテーマにした作品など、幅広いジャンルの作品があります。読者の興味に合わせて選ぶことができます。
アート小説家原田マハのおすすめ作品15選
代表作から最新作まで、原田マハワールドの真髄に迫る15作品をセレクトしました。本選びに迷っている人は、おすすめ15作品の中から選んでみましょう。
本日は、お日柄もよく
伝説のスピーチライター・久遠久美のもとで言葉の力を学ぶOL・二ノ宮こと葉の成長物語。片思いの相手の結婚式で出会った久美の言葉に魅せられ、弟子入りを決意する主人公の姿を通じて、言葉の持つ可能性と人と人を結ぶ力が描かれています。2017年にドラマ化され、累計50万部を超えるベストセラーとなりました。
キネマの神様
無職の娘と映画好きの父親を主人公に、「映画」を通じて壊れかけた家族の絆が再生していく感動作。父の映画ブログ『キネマの神様』をきっかけに、親子の関係が少しずつ変化していく様子が丁寧に描かれています。2021年に映画化され、新たな感動を呼びました。
楽園のカンヴァス
山本周五郎賞受賞作。ニューヨーク近代美術館のキュレーターと日本人研究者が、ルソーの幻の名画の真贋を巡って対決する美術ミステリー。巨匠ルソーとピカソの芸術への情熱が、スリリングな展開とともに描かれています。
リボルバー
アート史上最大のミステリーと言われる「ゴッホの自殺」に迫る長編小説です。小さなオークション会社に勤める美術史家の高遠冴が、ゴッホの自殺に使われたとされるリボルバーの真贋判定に挑む物語。ゴッホとゴーギャンの関係性や、芸術家の苦悩が鮮やかに描かれています。
たゆたえども沈まず
19世紀後半のパリを舞台に、日本人画商・林忠正とゴッホ兄弟との出会いを描いた傑作。浮世絵を売る忠正と、無名の画家ゴッホ、そして弟テオの交流を通じて、芸術家たちの情熱と友情が描かれています。本屋大賞にもノミネートされた話題作です。
暗幕のゲルニカ
ピカソの反戦画『ゲルニカ』を軸に、現代ニューヨーク、スペイン、戦前のパリを舞台に展開するアートサスペンス。国連本部から突如姿を消した『ゲルニカ』のタペストリーの行方を追う中で、芸術の持つ力と意味が問われていきます。
さいはての彼女
25歳で起業した敏腕社長の女性が、北海道の女満別で予期せぬ出会いを経験する物語。旅を通じて人生の新たな一歩を踏み出す主人公の姿に、多くの読者が共感と勇気をもらえる一冊です。
生きるぼくら
いじめが原因で引きこもっていた24歳の青年・麻生人生が、米作りを通して成長していく感動作。突然姿を消した母の手がかりを追って蓼科を訪れた主人公が、人々との出会いと農業を通じて少しずつ変化していく様子が温かく描かれています。
サロメ
作家オスカー・ワイルドと画家ビアズリーの禁断の関係を描いた衝撃作。ワイルドの戯曲『サロメ』の挿絵を担当することになった18歳のビアズリーを軸に、芸術家たちの愛と情熱、そして背徳が鮮やかに描かれています。
ギフト
日常の中に潜む小さな幸せを描いた短編集。大学時代の親友の結婚式や、海外留学前夜の父との思い出など、20編の心温まる物語が収録されています。忙しい日々の中で、ふとした瞬間に訪れる幸せの気づきを優しく伝えてくれる作品です。
カフーを待ちわびて
原田マハのデビュー作にして日本ラブストーリー大賞受賞作。沖縄の小さな島を舞台に、絵馬に書かれた言葉をきっかけに始まる純愛を描いています。優しく心温まる展開に、多くの読者が魅了された作品です。
ジヴェルニーの食卓
印象派の巨匠たちの創作の秘密に迫った短編集。モネ、マティス、ドガ、セザンヌの身近にいた女性たちを語り手に、芸術家たちの素顔や情熱が色鮮やかに描かれています。直木賞候補にもノミネートされた注目作です。
旅屋おかえり
売れないアラサータレント「おかえり」が、他人の代わりに旅をする「旅代理人」として活躍する物語。様々な依頼人の思いを胸に旅をする主人公を通じて、旅の持つ力と人々の心の機微が丁寧に描かれています。
異邦人
京都を舞台に、若き無名の女性画家をめぐる人々の「業」を描いたミステリー。美術館副館長の妊婦が偶然見つけた一枚の絵をきっかけに、芸術と人間の深い闇が浮かび上がっていきます。京都本大賞を受賞し、ドラマ化もされた話題作です。
あなたは、誰かの大切な人
独身女性たちの孤独や不安、そして希望を描いた短編集。それぞれの登場人物が、自分にとってかけがえのない人の存在に気づいていく様子が温かく描かれています。日常の中にある幸せを再発見させてくれる心温まる作品です。
原田マハのおすすめアート小説を読んでみよう
原田マハのアート小説では、美術史の知識がなくても、芸術家たちの情熱や苦悩、作品に込められた想いを感じられます。また、人間ドラマや恋愛小説でも、繊細な心理描写と美しい情景描写で読者を魅了。ぜひ、あなたの興味のあるジャンルから原田マハの世界に触れてみてください。