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西尾維新おすすめ作品5選!作品の魅力についても紹介
西尾維新は、さまざまなジャンルの作品を手がける、実力派の小説家です。本記事では、西尾維新の作風や物語の魅力について掘り下げ、おすすめ作品を紹介します。作品をまだ読んだことがない人は、ぜひ参考にしてください。
言葉遊びとキャラクターの深みが魅力の西尾維新作品
西尾維新は、2002年に第23回メフィスト賞を受賞して小説家デビューを果たしました。なんとその当時20歳というから驚きです。数多くのヒット作品を生み出し、アニメ化されているものもあります。
その作品の特徴は、ユニークな言葉選びと個性豊かなキャラクター、そして独創的な設定です。「西尾維新ならでは」と思わせる要素が多く見受けられ、唯一無二の世界観を生み出しています。
その斬新さから読むのをためらう人もいますが、テンポのよい会話を中心に物語が進んでいくことが多いため、飽きることなくさくさくと読み進めることができますよ。
シリーズものの作品が多いですが、1巻目だけでも区切りよく読み終われる作品ばかりなので、まずは気になる作品を読み始めてみましょう。
西尾維新のおすすめ小説5選
西尾維新の作品は、独特の言い回しや個性的なキャラクターが魅力である点は共通するものの、作品によって世界観が大きく異なります。どんな人におすすめかも含めて紹介するので、ぜひ参考にしてください。
「物語シリーズ」『化物語』
「物語シリーズ」の第1作目であり、2009年にアニメ化もされた作品です。主人公は、男子高校生の阿良々木暦(あららぎ こよみ)。
彼はある日、同級生の女の子・戦場ヶ原ひたぎ(せんじょうがはら ひたぎ)が階段から落ちてきたのを受け止めたところ、彼女が体重を感じないほど軽いことを知ります。なんと彼女は怪異によって体重を奪われていたのでした…。
怪異の専門家の助けを借りながら、問題を解決しようとする主人公。怪異とつながりを持つ原因となった少女の暗い過去。でも繰り広げられる会話はコミカルで軽快なため、テンポよく読み進められます。
怪異ファンタジーでありながら、青春期の少年少女の複雑な心理描写も楽しめる、学園ものの作品を読みたい人におすすめです。
「忘却探偵シリーズ」『掟上今日子の備忘録』
テレビドラマ化されたことでも注目を浴びた、ミステリー作品の第1巻です。シリーズ合計は全14冊。
探偵である掟上今日子(おきてがみ きょうこ)は、あらゆる事件を1日で解決する名探偵。というのも、彼女はなんと眠ると記憶が消えてしまうという体質を持っているのでした。いつも事件の冤罪にかけられてしまう、不運な青年・隠館厄介(かくしだて やくすけ)からの依頼を、今日も彼女は解決できるのか。
1話完結で読みやすく、ユニークなキャラクターが魅力的です。テンポよく気軽に読めるため、西尾維新の作品を初めて読む人にもおすすめです。
『刀語』
西尾維新が初めて手がけた時代小説。舞台は架空の中世日本。歴史フィクションが好きな人におすすめしたい作品です。
『刀語』は全12巻で構成されている、12本の刀を巡る物語。小さな島に家族と共に暮らす青年・鑢七花(やすり しちか)のもとに、奇策士を名乗るとがめという少女がやって来ます。とがめは七花に伝説の刀を集める旅に同行するよう依頼しますが、七花は刀を使わない剣術の使い手。無事に刀を集められるのでしょうか。
ネタ要素がふんだんに盛り込まれており、思わず突っ込みながら読み進めてしまう作品です。シリーズ作品ですが、1巻で1本の刀の話が展開されるので、気負わずまずは1作目を読んでみてください。
『新本格魔法少女りすか』
可愛いタイトルとは裏腹に、シリアスかつグロテスクな描写と、魔法というファンタジー要素が入り混じるストーリー。主人公は小学生という設定が、その奇妙さに拍車をかける。
長崎県民が魔法使いという世界で、「世界中のみんなを幸せにする」という目標をかかげ、有能な「駒」を探している小学5年生・供儀創貴(くぎ きずたか)。彼の前に「魔法の国」からやって来た転入生・水倉りすかが現れる。
目標のために躊躇なく人を殺す創貴と、法で裁けない悪い魔法使いを排除するりすか。2人の前に訪れるのは、次々と襲い来る危機また危機。
西尾維新節全開のファンタジック・アドベンチャーは、全4巻でサクッと読める内容です。
「伝説シリーズ」『悲鳴伝』
西尾維新作品最長の英雄譚。全10巻の作品は、すべての巻が大ボリュームで読みごたえがあります。今回戦う相手はなんと、「地球」そのもの。
何事にも動じず、感情が欠落してしまった少年・空々空(そらからくう)。そんな彼の元に、1人の少女が現れた。日常に終わりを告げ、彼に与えられた任務は、人類を滅亡させようとする悪の地球を撲滅すること。彼は果たして、死ぬまで戦うことができるのか。
西尾維新の独自性がふんだんに詰め込まれた、西尾維新好きにはたまらない作品です。他の作品を読んでおもしろいと感じた人は、ぜひ読んでみてください。
作品を通じて西尾維新の真髄を知ろう
もっと多くの作品がある西尾維新作品ですが、今回はその一部を紹介しました。西尾維新作品は独特の言い回しや表現から、好みが分かれることが多いですが、おもしろいと感じた人には強く刺さるのが特徴です。ぜひお試しください。