音声で本を聴くAudible（オーディブル）が新しい読書スタイルとして注目されています。本記事では、Audibleの使い方やメリット、はじめ方、退会方法を紹介します。ぜひ、参考にしてみてください。
目次
Audible（オーディブル）とは
「Audible」は書籍を朗読した音声を楽しめる配信サービスです。「聴く読書」としても知られ、目で読む読書とは異なり、音声を通じて書籍の内容を耳で聴けます。
通勤・通学中、家事をしながらなど、手は塞がっていても耳で聞ける状況での読書が可能で、隙間時間を活用した情報収集にもぴったりなサービスです。
Audibleはラジオ感覚で本の内容を聞けるため、読書が苦手な方にも挑戦しやすいのではないでしょうか。
Audibleのメリット
Audibleを利用するメリットを紹介します。
12万冊以上の豊富なライブラリを楽しめる
Audibleは12万冊以上の膨大なオーディオブックライブラリを提供しており、小説からビジネス書、洋書に至るまで、多様なジャンルをカバーしています。きっと自分の好みや関心にあった書籍を見つけられるでしょう。
移動中や家事をしながらでも利用可能
Audibleは、移動中や家事をしながらなど、手を自由に使えない状況でも楽しめます。通勤中の電車や家事の合間に耳で聞くことで、時間を有効活用しながら読書を楽しめます。
プロのナレーションで聴ける
Audibleではプロのナレーターや俳優が朗読する作品が多くあります。心地よい声で朗読される、作品の世界に深く没入できるでしょう。
語学学習にもぴったり
英語や中国語、韓国語など外国語のオーディオブックを聴くことは語学学習にも効果的です。Audibleには、0.5倍速から3.5倍速まで、0.5倍刻みで調整できる再生速度の変更機能や早送り・巻き戻しの機能があり、語学学習に役立つでしょう。
対応端末が豊富
Audibleは、iPhoneやAndroidのアプリに加えて、ブラウザ上やApple Watch、Amazon Echoでも利用できます。幅広い端末に対応しているため、さまざまな状況での使用が可能です。
Audibleの料金プランと支払い方法
Audibleの料金プランと支払い方法を紹介します。
料金プラン
Audibleには聴き放題のプランと、その都度購入する非会員があります。以下の表に情報をまとめました。
| 月額料金 | 利用方法 | 特典・割引 | 1冊あたりの価格 | 備考 |
| 聴き放題の会員プラン | 1500円（税込） | 聴き放題 | 対象外タイトル30％オフ | 聴き放題 | 高コスパで12万冊以上のオーディオブックを楽しめる |
| 非会員 | なし | 単品購入 | なし | 3000〜4000円 | 紙の本より価格が高め |
支払い方法
Audibleでは、日本国内の請求先住所を持つクレジットカードやデビットカードのみが使用可能です。電子マネーやAmazonギフト券、コンビニでの支払いなどは利用できません。
Audibleのはじめ方
Audibleのはじめ方についてご紹介します。Audibleに初めて登録する際は、30日間の無料トライアルがあるので、ぜひ試してみてください。
Audible公式サイトから登録する方法
Audible公式サイトでの会員登録手順は以下の通りです。
- Audible公式サイトにアクセスし、「30日間の無料体験を試す」をクリック
- Amazonアカウントでサインイン
- 支払い方法を選択し、「30日間の無料体験を試す」をクリックして会員登録を進める
- Amazonアカウントにクレジットカードまたはデビットカードが登録されていない場合は、カード情報（カード番号、氏名、住所など）を入力
- 全ての必要情報を入力し、「無料体験を試す」をクリックすれば、Audibleの会員登録が完了
Audibleアプリから登録する方法
Audibleアプリでの会員登録手順は以下の通りです。
- Audibleアプリを開き、「Audible会員プランに登録する」をタップ
- 「初めての方はこちら」を選択し、Amazonアカウントでログイン
- ログイン後、トップ画面に戻るので、再度「Audible会員プランに登録する」をタップ
- 会員プランの画面に移行するので、説明を読み、「Audible会員プランに登録する」ボタンを押して入会手続き完了
Audibleの基本的な使い方
Audibleの基本的な使い方を紹介します。
オーディオブックをライブラリーに追加する
アプリを開くと、自動的に新着や人気のタイトル、Audible編集部おすすめの作品が並んだホーム画面が表示されます。ホーム画面を見て気になるタイトルを見つけたり、右上の虫眼鏡アイコンから検索したりして、作品を探せます。
気になるタイトルの書影をタップしてそこから直接再生するか、後で聴くために「ライブラリーに追加」ボタンを使ってライブラリーに保存することも可能です。
オーディオブックをダウンロードする
Audibleはストリーミング再生に対応していますが、データ通信量の使用や電波の不安定な場所での利用を考えると、ダウンロード機能が便利です。ダウンロードすればオフラインでもオーディオブックを楽しめます。
アプリの下部にあるメニューから「ライブラリー」を選ぶと、自分が追加したオーディオブックが表示されます。ライブラリー内でダウンロードしたいオーディオブックを見つけ、その書影にあるダウンロードボタンをタップすると、ダウンロードが開始されます。
オーディオブックを再生する
画面の下部にある「ライブラリー」タブを選択し、そこから聴きたい作品を一覧から選ぶと、本が再生されます。画面の下側に表示される作品の表紙をタップすると、早送りや巻き戻し、ブックマークの追加、再生速度の調整などの操作ができます。
オーディオブックを削除する
ライブラリーからオーディオブックを取り除きたい場合は、削除したいタイトルの右側にある「・・・」をタップしてください。その後、表示されるメニューから「ライブラリーから削除」を選びます。
また、「端末から削除」を選ぶと、デバイス内のオーディオブックデータのみが削除され、ライブラリーにはその作品の表紙が表示されたままとなります。
Audibleの退会方法
Audibleの退会方法を紹介します。Audible公式サイトから退会手続きをします。
- PCでAudible公式サイトにサインインし、「アカウントサービス」へアクセス
（スマホで操作する場合は、Audible公式サイトにスマートフォンのブラウザからアクセスし、ページの一番下までスクロール。そこで「PCサイト」を選択し、ページをデスクトップ版の表示に切り替える。）
- 「会員タイプ」のセクション下にある「退会手続きへ」をクリック
- 「このまま退会手続きを行う」を選択
- 退会理由を選択し、「次へ」をクリック
- 「退会手続きを完了する」をクリックして退会
Audibleの注意点
Audibleを利用する際の、知っておいた方がいい注意点を紹介します。
すべての作品が聴き放題ではない
Audibleの聴き放題プランでは、全配信作品40万冊以上ある中の12万冊以上の作品が対象となっており、全ての作品が聞き放題というわけではありません。
また、聴き放題のラインナップには日本語の作品よりも外国語の作品が多く含まれています。そのため、日本語の書籍を読みたい人にとっては、紙の本やKindleの電子書籍に比べて選択肢が限られる可能性があります。
ただし、日本の作品に関しては人気の作品や話題の作品が多く、「マニアックな小説より有名な小説を楽しみたい」という方にはぴったりです。
支払い方法がクレジットカードかデビットカードのみ
Audibleの支払い方法は、請求先住所が日本国内のクレジットカードおよびデビットカードのみです。電子マネーやコンビニ支払い、Amazonギフト券などでは支払いができない点に注意が必要です。
飛ばし読みがしづらい
紙の書籍や電子書籍では簡単にできる操作が、音声メディアでは難しい場合があります。Audibleは、飛ばし読みがしづらいです。特定の部分をすばやく見つけたい場合や飛ばして読みたい場合に不便を感じることがあるかもしれません。
まとめ
本記事では、Audibleのメリットやはじめ方、基本的な使い方、退会方法まで紹介しました。12万冊以上の豊富なラインナップがあり、移動中や家事の最中でも読書を楽しむことが可能です。
多忙な毎日で読書の時間が取りづらい方にもおすすめ。30日間の無料体験もあり気軽に始められるので、ぜひ試してみてください。
