「色の物語 青」美しい装丁で洋書を彷彿とさせる上製本

色の物語 青
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青は、希望から悲しみまで、多様な感情を象徴する色として万人に愛されています。天空や海の広大さを思わせ、自然の美しさを体現する色でもあります。青を見ると心が落ち着き、リラックスすると感じる人も多く、その魅力は計り知れません。

「色の物語 青」は青の歴史や、美術史と青の深い結びつきを探る一冊です。著者は、フランス人美術史研究家のヘイリー・エドワーズ=デュジャルダン氏。葛飾北斎、ゴッホ、ピカソ、モネなど、歴史上の偉大な芸術家たちがどのように青色を用いたかを、豊富な美術作品とともに紹介しています。

目次

青に彩られた美術作品を堪能

青は、古代よりさまざまな意味を持ち、人々の生活に影響を与えてきました。本書では、葛飾北斎の好んだ青の由来、ゴッホが神の色とあがめたコバルトブルー、ピカソによる美しく陰鬱な青、モネの青い睡蓮など、美術史における青色の影響力を詳しく解説しています。

豊富な美術作品をオールカラーで掲載しており、その美しさには圧倒されること間違いなし。ページをめくるごとに、美術館にいるかのような臨場感を味わうことができます。

青の成り立ちを知る

鉱石であるラピスラズリや、植物由来のインディゴやパステルなど、自然界には多彩な青色の源があります。本書では、これらの青色色素の歴史と起源を世界地図を用いて包括的に紹介しています。

天然や合成色素から絵の具としてどのように発展して使える色になってきたのかが、図解を通じてわかりやすく説明されています。また、青が古代ローマ人にとって野蛮さや暴力の色だったことや、宗教画の聖母マリアが青色をまとったのは世俗的な理由からだったことなど、興味深い青色の使われ方も紹介されています。

プレゼントにもぴったりな美しい造本


「色の物語 青」は、視覚的にも楽しめる魅力的な書籍です。その美しい青色の表紙が印象的で、洋書のような上品な造本が特徴です。プレゼントとしてもぴったりな一冊で、美術愛好家や青が好きな人が喜ぶ贈り物となることでしょう。

また、電子書籍の形式でも提供されており、さまざまな読書環境に対応しています。好みや利便性に応じて選べるのが魅力です。

こんな人におすすめ

難しそうな本を読む女性

こんな人におすすめ

  • 青が好きな人
  • 美術作品が好きな人
  • 青の歴史が知りたい人
  • インテリアとして美しい書籍を飾りたい人

「色の物語 青」は、「色の物語」シリーズの第一弾です。続編として「ピンク」「黒」「赤」「ゴールド」の刊行が予定されています。

美術愛好家はもちろん、色の持つ力に興味を持つすべての人にとって、新しい発見と感動をもたらす一冊です。気になる方は翔泳社公式サイトもしくは各種ECサイトからチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

本の魅力を広く伝え、人々の日常に彩りを加えることを目指しています。読書のヒントや、新しい本との出会いのきっかけになれば幸いです。

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