小川糸のおすすめ本10選!優しく穏やかな人間模様を温かな食事風景と共に描く

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人とのつながりや、何気ない日常をあたたかな視点で丁寧に描く小川糸作品。読むと優しい気持ちが芽生え、毎日を大切にしたくなります。食事の風景を描くのが得意な作者の物語は、読んでいるだけで心が満たされていくようです。

本記事では、映像化された作品から日々の生活を綴ったエッセイまで、おすすめの10冊を紹介。『食堂かたつむり』や『ライオンのおやつ』など、心に残る作品の数々を、あらすじや魅力ととも紹介します。

 優しい気持ちになりたい時、そっと心を休めたい時に、ぜひ手に取ってみてください。

目次

小川糸とは

小川糸とは

小川糸は、読むとあたたかでおだやかな気持ちになれる作品の多い作家です。料理好きで音楽活動もしている作者はどのような経歴の持ち主なのでしょうか。

料理好きの作者が描く穏やかな日常と心がほぐれる優しい人間模様

ほのぼのとした、あたたかな人間関係と穏やかな日々の暮らしの愛おしさを描き出す小川糸作品。料理好きの作者が紡ぎ出す物語には、食卓を彩る料理や人々を繋ぐ食事風景が欠かせない要素として描かれています。

心まであたためるスープのような作品たちは、読み終えると自分や周りの人を大切にしたい気持ちが湧いてきます。優しい文体と穏やかな展開で、本を読み慣れない人も安心して読み進められますよ。

料理、音楽、ベルリンでの暮らしを愛する小川糸

小川糸はマーケティング会社での商品開発、情報誌のライターを経て創作活動を開始しました。「これでだめならあきらめよう」と書いた『食堂かたつむり』が編集者の目に留まりデビュー作に。数々の作品が映像化されています。

2017年、ドイツ・ベルリンに移り住み、2020年に帰国するまで東京との2拠点生活をしていた作者。海外での生活や旅、食事について綴ったエッセイも出版されています。作詞家として夫と共に音楽ユニットに所属している一面も。

小川糸作品おすすめ10選

小川糸作品おすすめ10選

小川糸の作品のうち、映像化されたものや日々を綴ったエッセイなど10冊をご紹介します。

ライオンのおやつ

33歳で余命わずかだと告げられた雫は残りの時間を瀬戸内の海に浮かぶレモン島で過ごすことを決めます。レモン島にあるホスピス「ライオンの家」には毎週日曜日にお茶会があり、もう一度食べたい思い出のおやつをリクエストして作ってもらうことができます。

おやつには、人それぞれの大切なエピソードが。「死」に向かう日々を、恐怖ではなく優しい時間に変えてくれるようなあたたかな1冊です。2021年に土村芳、竜星涼らでドラマ化されました。

食堂かたつむり

同棲していたインド人の恋人に、家財道具の一切を持ち去られ、そのショックから声を失ってしまう倫子。15歳から10年帰っていなかった実家に戻り、食堂かたつむりを開くことを決めます。

1日1組のお客様のためだけに、愛情深く作られた料理は食べた人を幸福にすると評判に。母の飼い豚エルメスを通して、命をいただくことの大切さを考えさせられるストーリーです。柴咲コウ主演で映画化されています。

つるかめ助産院

教会に捨てられていたまりあは、裕福な里親に亡くなった娘のコピーのように育てられます。18歳の時に結婚した夫はある日、突然行方不明に。孤独を抱え、夫との思い出の島へ旅に出ます。

島の助産院の院長・亀子によって妊娠を告げられると、まりあは島で暮らすことを決断。個性的な島の住民にもそれぞれ心に抱える傷があると知り、自分だけが不幸だと感じていたまりあの心にも変化が。

居場所や生きる意味を求めていた登場人物たちが助け合い、慈しみ合いながら成長する物語です。

ツバキ文具店

主人公は鎌倉のツバキ文具店を営む鳩子。文具店では、先代の頃から代書屋も請け負っていました。誰かの思いを代筆し手紙にする仕事に、鳩子は反発心を持った過去も。今では内容はもちろん、手紙の細部にも思いを込めて筆を取ります。

手紙は縦書きか横書きか、封筒や切手、字体に至るまで丁寧に選ばれ、したためられます。依頼者たちのさまざまな思いが鳩子の手紙によって、大切な相手へ。読者の元へもぬくもりが届くような優しいお話です。

あつあつを召し上がれ

おいしい食べ物をめぐる7つの物語です。ホームに入居し、ほとんど食事を取らなくなったバーバに思い出のかき氷を届ける孫のマユ。中華街の一番汚い店でぶたばら飯を食べた後プロポーズされる珠美。父の四十九日の代わりに母が作った特別なきりたんぽが、ある理由で不味くて食べられなかった由里。

人生のさまざまなシーンでの食べ物の記憶を、そっと切り取ったような短編集です。

とわの庭

目の見えない主人公のとわは、お母さんと二人きりの家の中で幸せに暮らします。外出したのは10歳の誕生日に写真館に行っただけ。『お仕事』を始めたお母さんの帰りを待つ日々ですが、徐々にお母さんに会えない日が増えていきます。

とわが人との出会いを通して、人生に光を見出していく物語には、過酷な運命に流されずに前を向くための勇気をもらえます。作中には植物が多く登場するので、草花が好きな人にもおすすめです。

にじいろガーデン

夫との関係に悩む泉は、駅のホームで死を考えていた高校生の千代子に出会います。一緒に過ごすうちに二人は惹かれ合い、千代子は自分がレズビアンだと告白。泉の息子、草介と3人で新しい家で暮らす中で、千代子の妊娠が判明します。

4人になった家族にはゲストハウスを開いたり、結婚式を挙げたりと幸せな日々が訪れます。ただ、その暮らしにも辛い試練が。多様な家族の形としあわせ、日々の営みを描いた物語です。

リボン

小学生のひばりとおばあちゃんのすみれちゃんとで卵から育てた小鳥のリボン。ある日、リボンはふいに二人の前からいなくなってしまいます。その後、リボンは羽ばたきながら出会う人々にあたたかい気持ちを届けます。

小さな命と過ごす日々は、たとえ短くても、ずっと大切にしたい宝物に。ペットとの大切な思い出がある人にとって、しあわせな時間を思い起こさせてくれるような物語です。

昨日のパスタ

コロナ禍での、ベルリンと日本での生活を日記形式で綴ったエッセイ。日々の食事や犬との暮らし、読者からのお便りへの感謝など穏やかで活き活きとした暮らしの記録です。自分の毎日を愛おしく感じるきっかけとなるような1冊です。

針と糸

ドイツ・ベルリンでの日々の生活や旅、食卓や心の動きなどを綴ったエッセイです。作者が最愛の国と語るラトビアやイタリア、モンゴルなど海外の生活や空気を感じられるのも魅力です。

南インドのホテル内のプールで出会った90歳の友人カトリーヌから手紙が届いた話や上手に愛情を伝え合えなかった母との思い出などが収められています。1つ1つが短いので寝る前に少しずつ読むのにもぴったりです。

 

何気ない日常や日々の食事を大切にしたくなる小川糸作品

読むと心がじんわり温まる、小川糸の作品たち。料理好きな作者が紡ぎ出す物語は、食事を囲む風景や魅力あるキャラクターたちのやり取りを通して、日々の暮らしの愛おしさを描き出します。

ゆったりと優しい気持ちになりたい人、心をそっと休めたい人はぜひ読んでみてくださいね。

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この記事を書いた人

ときのせともこのアバター ときのせともこ ライター・監修者

2006年に詩集『コドクノコドウ』を出版し、現在はWebライターとして活動しています。絵本が大好きで、月に一度小学校で読み聞かせを行っています。週末には近隣の6つの図書館を巡り、絵本、小説、エッセイ、ビジネス書、専門書、短歌集、インテリア、料理、漫画など多岐にわたるジャンルの本を借りて読んでいます。読者の方が「私もやってみようかな、読んでみようかな」と思えるような情報をお届けすることを心がけています。

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