太田愛のおすすめ小説4選!読む順番や脚本の作品についても解説

2022年8月25日

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室内で本を読む女性

花袋

漫画とアニメを愛するオタク系ライター。名前は「かたい」と読みます。異能バトルから変身ヒロインまで、心躍る熱い展開と可愛いヒロインこそ我が人生。そのほか、探偵ものや刑事ものも好き。情報との素敵な出会いを提供するべく、丁寧な記事作りを心がけています。

作家・太田愛といえば、脳裏に情景が浮かぶような没入感のあるミステリー作品が代表的です。

太田愛さんはシナリオライターとしての活動期間も長く、「相棒」シリーズや「ウルトラマン」シリーズを手掛ける脚本家としても知られています。

脚本家と作家の二足のわらじを履く太田愛さん。

そんな太田愛さんの、リアリティ溢れる善悪を描いた小説には思わず胸を打たれるでしょう。

そこで今回は、太田愛さんのおすすめ小説を中心にご紹介していきます。

太田愛作品の魅力とは

椅子に座って読書する女性

太田愛さんの小説で描かれるのは、巨悪に立ち向かう登場人物たちの正義感に溢れる姿です。

しかし太田愛作品に登場する正義と悪の関係性は、単純な勧善懲悪ではありません。

陰謀や策略といった簡単には根絶させられない悪と、それでも正義感を捨てずに悪と向き合う登場人物たち。

太田愛さんが描く正義と悪の対立は悔しいほどリアルで、それでいて胸が湧き上がるように熱くなります。

ずっしりと胸を貫くような、登場人物たちの正義感と生き様の描写こそ太田愛作品の魅力です。

太田愛脚本の作品もチェック

ヘッドホンをしてスマートフォンを見る女性

冒頭でお伝えしたように、太田愛さんは脚本家としても多くの映像作品に携わっています。

脚本家としての太田愛を語る上で特に欠かせないのは、「相棒」シリーズと「ウルトラマン」シリーズです。

「相棒」シリーズ

「相棒」シリーズでは、ドラマだけでなくスペシャルや劇場版の脚本も担当しています。

なかでもseason10の元旦スペシャル「ピエロ」は、多くの「相棒」ファンの心を掴みました。

「ピエロ」の人気は、「相棒」の公式サイトが開催した人気エピソード投票で1位に選ばれるほどです。

「ウルトラマン」シリーズ

「ウルトラマン」シリーズでは、宇宙人や怪獣も絶対悪ではないと描いてきた太田愛さん。

子どもに夢を与えながら、大人もふと目を止めて考えてしまう味わい深いストーリーを生み出してきました。

脚本家・太田愛のデビュー作である「ウルトラマンティガ」と、「少年宇宙人」というエピソードが印象的な「ウルトラマンダイナ」は特に注目したい作品です。

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太田愛のおすすめ小説4選

積まれた本

ここまで、太田愛作品の魅力と脚本家としての活躍について解説してきました。

続いて、太田愛さんのおすすめ小説を紹介していきます。

犯罪者

白昼の駅前広場で起きた凄惨な通り魔事件の裏にひそむ、大企業と政治的の策謀にまつわるミステリーです。

事件の真相を追う繁藤修司・相馬亮介・鑓水七雄の3人が、圧倒的な権力を持つ悪と対峙する姿を描いています

事件の真相に絡む思惑に挑む主人公たちの奮闘が描かれた、作家・太田愛のデビュー作です。

綿密かつテンポ感のよいミステリー作品で、思わず時間を忘れて一気読みしてしまうほどの読み応え。

ハードボイルド調な展開も魅力です。

幻夏

刑事としてある事件を追っていた相馬亮介は、現場で奇妙な印を目にします。

不可解な印をきっかけに相馬の脳裏に浮かんだのは、少年時代の苦い記憶でした。

『犯罪者』に登場した刑事・相馬の過去が描かれる作品です。

相馬というキャラクターを掘り下げながら、冤罪と司法の闇を作品のテーマとしています

太田愛さんのリアルな善悪観による、切なくも胸が満たされる読後感がたまりません。

天上の葦

老人は渋谷の交差点で空を指さして息絶え、ある公安警察が行方知れずとなりました。

同じ日に起こった2つの事件の裏に隠されていたのは、1つの真相です。

修司・相馬・鑓水の3人が、社会を揺るがす犯罪計画に立ち向かう姿が描かれます

太田愛さんの小説の中でも特に深いテーマが扱われ、胸が締めつけられるようなストーリーとなっています。

彼らは世界にはなればなれに立っている

初等科に通う少年トゥーレとその家族は、町の人々から差別されています。

プライドが高い町の人々にとって、よそから移り住んだトゥーレたちは「羽虫」でした。

架空の町を舞台に、差別という現代社会にも通じる悪意が描かれた作品です。

高いエンターテインメント性と重い社会派テーマが魅力の、太田愛作品らしい重厚なストーリーです。

太田愛のおすすめ小説を読む順番

太田愛さんの小説を楽しむコツは、読む順番にあります。

特に先ほど紹介したおすすめ作品のうち、『犯罪者』・『幻夏』・『天上の葦』は世界観のつながった3部作です。

太田愛作品の3部作は修司・相馬・鑓水の3人を主人公としていることから、トリオシリーズと呼ばれることもあります。

太田愛作品の3部作、トリオシリーズを読む順番は以下の通りです。

トリオシリーズを読む順番

  1. 『犯罪者』
  2. 『幻夏』
  3. 『天上の葦』

3部作では1作品ごとに、修司・相馬・鑓水の順番で主人公たちの人物像が掘り下げられます。

太田愛さんの小説を初めて読む人は、まずはトリオシリーズを順番に読んでみてください。

修司・相馬・鑓水の3人の連携は、太田愛さんが脚本を担当する「相棒」シリーズを彷彿とさせます。

「相棒」シリーズが好きな人は特に、トリオシリーズから太田愛さんの小説に触れることをおすすめします。

トリオシリーズを読んで作家・太田愛の世界観を体感したあとは、『彼らは世界にはなればなれに立っている』も手に取ってみましょう。

太田愛のおすすめ:まとめ

今回は、太田愛さんのおすすめ小説を中心にご紹介してきました。

太田愛さんの小説は、心に染み渡るシリアスな展開と登場人物たちの熱い正義感が魅力です。

社会派なテーマを扱う作品が多い太田愛さんの小説には、ずっしりとした読みごたえがあります。

ぜひ一度、太田愛さんの小説を読んでみてください。

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