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Kindleと紙の本を使い分ける理由【それぞれの長所を比較】

2020年12月24日

悩んでいる人
電子書籍のKindle本と紙の本どちらも好きなのですが、どのように使い分けたらよいか悩んでいます。それぞれの媒体の長所を把握したいです。

 

このようなお悩みに回答します。

 

本記事の内容

・電子書籍の市場は右肩上がり
・電子書籍は携帯性に優れ安価
・紙の本は売買可能、インテリアとしても活躍

 

本記事の信頼性
ヒロキタナカ

ヒロキタナカ(@hiroky_info

 

僕がKindleと紙の本を使い分ける理由は、それぞれに効果的な使い方があるからです。  

 

近年、電子書籍の市場がますます盛り上がりをみせている中で、紙の本をまったく読まないような人も増えてきています。  

 

これからますます電子書籍が主流になっていき、紙の本が読まれなくなっていく可能性も。

 

どちらの媒体にしようか好みで使い分けをしている人もいれば、機能性で使い分けをしている人もいますよね。  

 

今回は電子書籍の中でも「Kindle」と紙の本を使い分ける理由について、それぞれの長所を比較しつつ解説していきます。  

 

Kindleと紙の本を使い分ける理由

 

Kindleと紙の本の使い分けをテーマにした背景は、電子書籍の興隆です。

 

世界の電子書籍市場は、2019年に181億3000万ドルと評価され2025年までに231.2億ドルに達すると予想されています(参照:E- BOOK MARKET - GROWTH, TRENDS, AND FORECASTS (2020 - 2025))。

 

また「環境保護」の観点から、電子書籍の需要を高めるような動きも一部見られますね。  

 

電子書籍の発展と紙の本の衰退は国によって規模感が異なりますが、アメリカや日本ではここ数年で電子書籍が盛り上がっていることがわかります。(参照:E-Books Set to Surpass Print in the U.S.)。  

 

Kindleの長所

Kindleの長所

 

電子書籍市場の勢いは凄まじいですが、紙の本との使い分けを意識することで効率的な読書が可能。  

 

ここでは電子書籍を使うメリットについて説明します。  

 

大量の本を持ち運べる

 

電子書籍は、端末に何冊もの本をダウンロードして持ち運べます。

 

例えば旅行中に、本を読みたいと思ったらその場で何冊も読めますよね。  

 

Kindleがほしくなってきました。

 

特に遠方に旅行する場合には、荷物が多くなってしまうので電子書籍があると便利です。

 

本を何冊も運ばないといけないという苦労がなくなります。  

 

本棚が不要になる

 

家に本棚を設置する必要がなくなります。

 

本棚にもよりますが、かなりのスペースを必要とするため本棚が不要になるというメリットは大きいです。  

 

本棚をインテリアとしてとらえる場合にはよいですが、本を家に置く必要はないと考えている人には電子書籍もおすすめ。 

 

本を少しだけ収納したい場合には、ブックエンドを使うのもおすすめです。

 

折りたたみできる本棚も販売されているので、以下の記事でチェックしてみてください。  

 

>> 読書グッズについての記事はこちら

 

新品であれば紙の本より安い

 

基本的にKindleで書籍を購入するのはコスパがよいです。

 

電子書籍は、紙の本よりも安くなっているケースが多い印象。  

 

古本でも問題ない場合には紙の本のほうが安くなるケースが多いですが、新品がよい場合には電子書籍のほうがコスト面ではよいかもしれません。  

 

また、Kindleでは目当ての本を無料でダウンロードできる場合もあります。

 

紙の本はフリマなどで「売れる」というメリットがありますね。 

 

単語の意味をその場で調べられる

 

紙の本でもスマホやパソコンがあればすぐに単語の意味を調べられますが、電子書籍の場合は単語をマーキングするだけで意味がわかります。  

 

Kindleはとても検索しやすく使いやすいです。  

 

本の中身を検索できる

 

Kindleでは、検索したいワードを入力すればその言葉が含まれている本のページに飛べます。  

 

調べたい言葉や、本の内容を復習する場合に役立ちそうです。  

 

ブックマークできる

 

気に入った箇所にメモをしたり、ハイライト機能を使ってマーキングできます。  

 

その箇所はいつでも参照できるので非常に便利です。  

 

スマホで読める

 

Kindle端末を買って読むことをおすすめしますが、スマホでも読めます。

 

ただ、画面が小さいので読みづらいです。  

 

通勤や通学時にKindleが大きくて気に入らない場合には、スマホでKindleのアプリをインストールして読むのもありでしょう。  

 

紙の本の長所

紙の本の長所

 

紙の本を使うメリットもたくさんあります。

 

紙の本が好きという人も多く、こだわりが強いのが特徴

 

デザイン性・機能性の高いブックカバーやしおりを選ぶなど、「モノ」としての本が好きな印象です。

 

所有欲を満たせる

 

  紙の本は買って読まずに満足してしまう人が多いように、所有欲を満たすツールでもあります。  

 

古本は安く入手できるため、所有欲を満たすという意味では電子書籍よりも優位。  

 

ちなみに、本を買って満足してしまうような人は「積読」をする印象です。

 

ただ、「積読は悪」というわけではありません。

 

むしろ、知的な刺激を与えてくれるインテリアとして機能します。

 

電子書籍になっていない本を読める

 

かなり昔の本は、電子書籍になっていない場合も多いです。  

 

紙の本を電子化する動きはますます強くなっていくので、ほぼすべての紙の本が電子化されていきます。  

 

今後はデジタル図書館などが発展して、あらゆる本を無料かつオンライン上で読めるようになっているかもしれません。  

 

2021年2月現在では、紙でしか読めない本がたくさんありますので、まだまだ古本の役割は大きいです。  

 

メモの自由度が高い

 

紙の本であれば、ペンを使って直感的にメモを残せます。

 

一方で電子書籍の場合はテキストとしてメモを残せますが、直感的にメモを残すことは不可能

 

もちろん今後そのような機能が備わる可能性はありますし、すでに備わっているかもしれません。  

 

 2021年1月時点では、Kindleにそのような機能はなさそうです。

 

より直感的に自由に文字を書き残しておきたい場合には、紙の本がおすすめ。  

 

記憶に残りやすい

 

  以下の研究の結果によると、文章理解のしやすさではタブレット端末よりも紙媒体のほうに優位性があるという結論になりました。  

 

電子書籍は読みやすすぎるがゆえに、かえって内容を思い出しづらいというデメリットがあるようです。  

 

そのため、紙媒体のほうが理解や記憶がしやすいということですね。

 

ただ、電子書籍は新しい媒体なので、被験者が使い慣れていないという要素は無視できません。  

 

今後デジタルネイティブの世代が大人になっていくにあたって、電子書籍がより一般的になり、今のような紙の本の優位性が失われていく可能性も十分に考えられます。  

 

36 名の被験者に対して,タブレット端末と紙媒体のそれぞれを用いて,文学的文章と説明的文章からなる 2 タイプの文章を読ませ,主観評価および読み速度,記憶テスト,理解テストの結果を比較した.その結果,第一に,主観的な読みやすさの面では,iPad はすでに紙と同などの性能を実現していることがわかった.iPad を支持する理由としては,文字表示の鮮明さやページめくりのしやすさが上位を占める一方,紙では読書時の疲労が少ないことや集中しやすさが上位となった.第二に,文字情報のみからなるコンテンツの場合,読み速度や逐語的記憶では,説明的文章において表示媒体による有意差が認められた.また,文章理解ではタブレット端末よりも紙媒体に優位性があることが明らかになった.

参照:表示媒体が文章理解と記憶に及ぼす影響―電子書籍端末と紙媒体の比較―

 

フリマで売れる

 

電子書籍は、フリマアプリなどで売ることはできませんが、紙の本であれば売買が可能です。  

 

読み終わった紙の本は、メルカリなどのアプリで売れますね。

 

そういう意味では、不要になったら売ることもできるので、現金化も考慮するなら紙の本のほうがよいでしょう。  

 

装丁がおしゃれ

 

本をインテリアとしてとらえる場合には、紙の本一択でしょう。

 

装丁にこだわっている本も多いので、置いておくだけで部屋の雰囲気が変わるような本もあります。  

 

特に洋書は雰囲気があるので、インテリアとして機能。  

 

Kindleと紙の本の使い分け事例

個人的な使い分け方法

 

個人的には、中古本は紙・新品はKindle本で購入することが多いです。

 

また、学習本は紙の本がほとんど。

 

ちなみに、僕が使っているKindleとカバーについても紹介します。  

 

本体の仕様は8GB、wifi、ブラック。

 

保護カバーは、本革レザーで高級感があります。

 

使えば使うほど風合いが出る経年変化が好きな人にはおすすめです。  

 

 

 

まとめ

 

  今回は、Kindleと紙の本を使い分けについて解説しました。

 

それぞれに長所があるので、自分のライフスタイルに合わせて使い分けるようにすると効率よく読書できます。  

 

Kindleを使う利点

  • 大量の本を持ち運べる
  • 本棚が不要になる
  • 新品であれば紙の本より安い
  • 単語の意味をその場で調べられる
  • 本の中身を検索できる
  • ブックマークできる
  • スマホで読める

紙の本を使う利点

  • 所有欲を満たせる
  • 電子書籍になっていない本を読める
  • メモの自由度が高い
  • 記憶に残りやすい
  • フリマで売れる
  • 装丁がおしゃれ

 

今回は以上です。

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ヒロキタナカ

(株)アマノート代表取締役。Webライター、選書人、オンライン古書店主。雨音選書運営、角川『関西ウォーカー』掲載。過去にグリーンバードチームリーダー、『渋谷のラジオ』出演など。横浜出身の27歳。一橋大学大学院→国のIT機関→2年で退職→独立2年目。

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