料理本は、レシピ通りに作るなら電子書籍、アイデア出しやアレンジを楽しむなら紙の本が向いています。買い出し中に材料を確認でき、調理中もページを押さえる必要がない電子書籍に対し、紙の本は複数ページを拾い読みしやすいという違いがあるためです。
本記事では料理本ならではのメリット・デメリットを整理したうえで、料理本が買える電子書籍ストア5つと、おすすめのレシピ本5冊を紹介します。
電子書籍のメリット・デメリット

電子書籍のメリットとしては、いつでもどこでも買えて読める、本の置き場所不要、フォントサイズの変更可能といったことが挙げられます。
そのほか料理本ならではのメリットとしては、買い出しの際に必要な材料がすぐ確認できる、調理中にページを開く手間がない、本が汚れないなどがあるでしょう。
一方デメリットとしては、特定のストアにアカウント登録する必要がある、インターネット環境がないと読めない、サービス終了で読めなくなる可能性などがあります。
また料理本ならではのデメリットとして、レシピ通りに調理せず新たなレシピのアイデア出しやアレンジを考えるうえでは、特定のページを見るのではなくさまざまなページを拾い読みできる紙の本の方が発想力が高まるといえるでしょう。
読書における紙と電子の理解度や記憶への影響について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
電子書籍は記憶に残りにくいって本当については、下記の記事で詳しく解説しています。

紙の本のメリット・デメリット

紙の本のメリットは、保存性が高い、脳が活性化しアイデアが生まれやすくなる、人に貸し借りできるといったことが挙げられます。
一方デメリットは、調理中に使用すると汚れる可能性が高い、目当ての本が絶版となっていることがある、冊数が増え置き場所に困るなどがあるでしょう。
料理本が買える電子書籍ストア5選

電子書籍ストアは多数ありますが、料理本が充実しているストアを紹介します。
Kindle
圧倒的な取扱数を誇るAmazonの電子書籍ストアです。紙の本より電子書籍の方が安く購入できます。無料作品を配信していたり、無料の試し読みがあったりするので購入前に中身の確認が可能です。
また、500万冊以上が読み放題のサブスクリプションサービス「Kindle Unlimited」も提供しているため、さまざまな本を参考にしたい人におすすめです。
なお、料理本に限らず読書全般においてKindleと紙の本をどのように使い分けると効率的か知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
Kindleと紙の本の使い分けについては、下記の記事で詳しく解説しています。

honto
丸善・ジュンク堂・文教堂と提携している電子書籍ストアです。電子書籍の購入で貯まるhontoポイントを提携書店の店頭でも使えるため、ネットと書店を行き来して本を買う人と相性がよいストアといえます(2025年7月からは丸善ジュンク堂書店ネットストアでもポイントを利用可能)。
また電子書籍においては、サイト内で細分化されたジャンルごとの売上ランキングが確認できます。「購入する本は決まっていないが、ジャンルは決まっている」という人は、ぜひ参考にしてください。
COCORO BOOKS
シャープ株式会社が運営する電子書籍ストアです。レトロ家電のカタログや取扱説明書が電子書籍化されていて、他企業とは一線を画すシャープならではの面白さがあります。
また特集・キャンペーン一覧では、「あこがれの自家製○○」や「栄養士さんのレシピ」など、各テーマ別に料理本が紹介されていることがあるため、新たな本を探す際のヒントになります。
コミックシーモア
2024年で20周年を迎えるストアです。とくに漫画を多く取り揃えていて、「2024年 オリコン顧客満足度®ランキング 電子コミックサービス 総合型」では1位を獲得しました。漫画だけでなく、小説やビジネス書も取り揃えていて、料理本は7000冊以上あります。
事前にポイントを購入して支払いを行うことでよりお得に購入できる仕組みや、購入作品を本棚アプリにダウンロードしておくことで通信環境がなくても読めるので便利です。
楽天Kobo
楽天ブックスのうち、電子書籍に絞って取り扱っている部門です。楽天ポイントが貯まる・使えるので、楽天のサービスを多用している人は検討してみるとよいでしょう。
書店員や料理専門家による投票で決定される、各年の料理レシピ本大賞を記事として取り上げているため、今年人気の料理本がすぐわかるのも魅力です。
おすすめの電子書籍料理本5選

複数の電子書籍ストアを参考に、2024年に発売された料理本を紹介します。
『弁当にも使える やる気1%ごはん作りおき ソッコー常備菜 500』
大人気『やる気1%ごはん』シリーズの第3弾。1回の調理で3食分、冷蔵は3日間可能なレシピ500品を収録しました。常備菜に悩んでいる人に、ぜひ手に取ってみてほしい1冊です。全4作品あるため、気になった作品から購入してみましょう。
『ひと口で人間をダメにするウマさ! リュウジ式 悪魔のレシピ2』
2022年の料理レシピ本大賞を受賞した作品の第2弾です。YouTubeでも有名な料理研究家リュウジさんによる、自由で面白おいしいレシピが盛りだくさん。「悪魔的おいしさ」と聞くと高カロリーをイメージしますが、掲載レシピの半分は低糖質と、健康のことも考えられています。
『10分で手作り! 冷凍ミールキット』
進化系の冷凍作り置きレシピです。おかずの作り置きで気になるのが、日持ちや出来立てのおいしさを楽しめないこと。そんな悩みを解決するべく考案されたのが、10分で食材を下ごしらえして冷凍、加熱は食べたいときに行うだけという本レシピ。忙しい現代人にぴったりです。
『極狭キッチンで絶品!自炊ごはん』
キッチンが狭くコンロが1口しかないから料理を諦めている人へ届けたい1冊です。材料の使い切りや後片付けのことまで考えられている、極狭テクニックを身に付けることで、自炊が簡単に楽しくなります。
『あすけん公式 ほぼ100円野菜で整うスープ』
国内最大級の食事管理アプリ「あすけん」の公式スープレシピです。スープで手軽に1日の野菜摂取量や栄養バランスをコントロールできます。旬の野菜を意識したレシピで、身体の内側から健康になりましょう。
監修者の視点:料理本は「試すのは電子、定番は紙」
田中寛大古書店を運営して大量の本を扱ってきた経験からいうと、料理本は紙で手放されにくいジャンルの一つです。キッチンに置いたまま何年も使われることが多く、状態の良い中古が出回りにくい傾向が見受けられます。
裏を返せば、繰り返し開く定番の一冊は紙、気になったレシピを試すだけなら電子書籍、という分け方が現実的です。まず電子書籍で試して、手放せないと感じた本だけ紙で買い直すのも無駄がありません。
料理本を買うときは電子書籍を検討してみよう
料理本という観点から、電子書籍と紙の本のメリット・デメリットを説明しました。自分がどういう目的で購入するかに合わせて選びましょう。おすすめストアや電子書籍もぜひ参考にしてください。










