自己啓発本とビジネス書の違いを、みなさんご存知ですか。読書が好きでたくさん本を読む方でも、説明できる人は多くありません。
どちらもおおまかには実用書といわれ、はっきりと分類するのは難しいことです。ただ本の内容をより自分の中に取り込んで活用するためには、目的に合った本を選ぶ必要がありますよね。
そこでこの記事では、自己啓発本とビジネス書の違いや書店での見分け方を解説していきます。
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目次
自己啓発本とビジネス書の違いとは?
自己啓発本とビジネス書の違いで、わかりやすいのは次の2つです。
自己啓発本とビジネス書の違い
それぞれの具体的な内容や対象を、詳しく解説していきます。
自己啓発本とは
自己啓発本とは、主に人としてより成長するための考え方や経験談が書かれた本のことを指します。
老若男女を問わず、幅広い人が対象です。
能力を向上させたい、成功するにはどうするかなど、目的を達成するための考え方や生き方について書かれています。
例えば、以下のような本が代表的です。
リンク
書店などで見かけたことのある人も多いでしょう。
自己啓発本は、著者の経験に基づいて主観的な目線で書かれています。
そのため具体的な手段やノウハウよりも、考え方やモチベーション維持などのメンタル面について書かれていることが多いのです。
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ビジネス書とは
ビジネス書とは、仕事に関する知識やノウハウ、考え方が書かれた本のことを指します。
対象はおもにビジネスパーソン。新卒者に向けたマナーの本から専門的な知識の本まで、ビジネスに必要な情報を得られます。
例えば、以下のような本があります。
リンク
さまざまなデータや検証をもとに、客観的な視点で書かれているのが特徴です。
自分が解決したい問題や課題があるときに読むと、解決の糸口になるでしょう。
自己啓発本とビジネス書の見分け方
自己啓発本とビジネス書の見分け方のポイントは、次の3つです。
自己啓発本とビジネス書の見分け方のポイント
- 著者の属性の違い
- 参考文献の種類や多さの違い
- 図やグラフの量の違い
どういうことなのか詳しく解説していきます。
著者の属性の違い
自己啓発本とビジネス書の見分け方、1つ目は著者の属性が違うことです。
自己啓発本の著者は、おもに経営者や実業家などの成功者。
成功するまでの道のりや考え方、実際に行動したことなど、著者の経験談に基づいて書かれているのが特徴です。
ビジネス書の著者は、おもに学者や教授などの専門家。
問題解決のためのノウハウが、学術的に書かれているのが特徴です。
参考文献の種類や多さの違い
自己啓発本とビジネス書の見分け方、2つ目は参考文献の種類や多さが違うことです。
自己啓発本は、おもに著者の経験に基づいて書かれています。
そのため参考文献の種類や数は少ない傾向にあります。
反対にビジネス書は、学術的な側面があるのが特徴。
そのため、明確な数字や情報が引用されていることが多く、参考文献の種類や数が多い傾向にあります。
図やグラフの量の違い
3つ目に、参考文献の種類や数と同じように、図やグラフの量にもそれぞれ違いがあります。
自己啓発本は、著者の経験が語られているので図やグラフも少ないです。
その代わりに、著者の心情がていねいだったり、ストーリー性があったりと物語としても楽しめます。
ビジネス書は、実際にデータに基づいた記述が多いので、よりわかりやすくするために図やグラフの量も多くなります。
そのため再現性も高く、実際に行動に移しやすいのが特徴です。
つまり、自己啓発本は著者の成功談がメイン、ビジネス書はハウツーがメインだと考えられます。
これらの特徴をふまえて、読書の目的に合わせて本を選ぶとよいでしょう。
自己啓発本やビジネス書ばかり読む人の特徴は?
自己啓発本やビジネス書ばかり読む人にはどのような特徴があるのでしょうか。
スキルアップがしたい人
自己啓発本やビジネス書に関心を持つ人は、新しいスキルや知識を身に付けることに意欲的で、常に学習し続ける姿勢を持っていることが多いでしょう。
明確な目標や野心を持っており、自己成長やキャリア上の成功に向けて、スキルアップがしたい人がこれらの本を読み漁る傾向にあります。
自己啓発本とビジネス書に関するよくある質問(FAQ)
自己啓発本とビジネス書の違いについて、よくある疑問と回答をまとめました。書店で本を選ぶ際や、自分の目的に合った本を探す際の参考にしてください。
- 自己啓発本とビジネス書の決定的な違いは何ですか?
-
主な違いは「目的」と「対象」にあります。自己啓発本は、人格的な成長やメンタル、生き方を扱うため、老若男女すべてが対象となります。一方、ビジネス書は仕事のスキルやノウハウ、経済知識を扱うため、主に対象はビジネスパーソンです。ざっくり言うと、内面(マインド)を磨くのが自己啓発本、実務(スキル)を学ぶのがビジネス書と言えます。
- 書店でパッと見分けるコツはありますか?
-
中身をパラパラとめくってみて、「図やグラフ、数値データが多いか」を確認するのが一番簡単な見分け方です。ビジネス書は客観的なデータを根拠にするため図表が多くなる傾向がありますが、自己啓発本は著者の経験談やストーリーが中心となるため、文章が主体で図表は少なめです。また、著者の肩書きが「実業家(成功者)」なら自己啓発本寄り、「学者・コンサルタント」ならビジネス書寄りであることが多いです。
- どちらを読めばいいか迷った時はどうすればいいですか?
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「今、自分が何を求めているか」で選びましょう。「やる気が出ない」「人間関係に悩んでいる」「人生の指針が欲しい」といった悩みがある場合は自己啓発本がおすすめです。「仕事の効率を上げたい」「マーケティングを学びたい」「部下の育成方法を知りたい」といった具体的な課題がある場合はビジネス書を選びましょう。両方の要素を含んだ本もあるため、目次を見て判断するのも有効です。
自己啓発本とビジネス書の違いを意識しよう
自己啓発本とビジネス書の違いを簡単にまとめます。
自己啓発本
- 人として成長するための考え方や生き方が書かれている
- 対象は老若男女
- 経営者や実業家の経験をもとに、精神論が書かれていることが多い
- 参考文献や図などは少なめ
ビジネス書
- ビジネスに役立つ知識や情報が書かれている
- 対象はビジネスパーソン
- 専門家が明確な数字や情報をもとに書かれていることが多い
- 分かりやすくするための図やグラフが多め
それぞれをはっきりと分類することは難しいものの、読書の目的に合わせて選ぶのがポイントです。
自分の読書の目的に合った本はどちらなのか、本を選ぶときの参考にしてみてください。また、読書して終わりではなく、実際に自分の生活に取り入れることが大切ですよね。読書後、積極的に行動することで、生活が豊かになるように意識してみましょう。