イヤミスのおすすめ短編8選!イヤミスの魅力や人気作家も紹介

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じわじわと人気のあがっている「イヤミス」。人気作家の作品はドラマや映画になり、テレビなどで目にする機会が増えていますね。イヤミスには救われない結末と分かっていても気になってしまう不思議な魅力があります。読み終わった後に残る後味の悪さが何とも言えません。じわじわと心に残って作品に引き込まれてしまいます。

今回はイヤミスのおすすめ短編8選をご紹介していきます。短編集はテンポよく読めるので、ぜひご覧ください。

目次

「イヤミス」とは何か?

寝室でペットの猫と遊ぶ女性(読書)

「イヤミス」とは読み終えた後イヤな気持ちになるミステリーのことです。何とも言えないイヤな後味に救われない結末、悲しくやりきれない気持ちになるのになぜか気になってしまうのがイヤミスの特徴になります。

続々とドラマや映画にと実写化されていて人気も増えてきているジャンルです。

イヤミスの魅力

嫌な気持ちになってしまうのに、読んでしまうのがイヤミス。救われない結末に至るまでのさまざまな伏線、登場人物の絶妙なやりとりがとても魅力的なのです。伏線回収までのスピード感や点と点が線でつながった時は救われない嫌な気持ちとは裏腹にワクワクしてしまいます。

人気作家

人間の心の内を巧みに表現する湊かなえ、狂気に満ちた世界観の沼田まほかる、妙にリアルに感じるイヤミスの真梨幸子はイヤミスの三大女王と呼ばれています。言葉の描写の達人たちで、読んでいると情景がリアルに頭の中に浮かんでしまうのです。

イヤミスの世界を堪能したい方におすすめの作家さんたちです。イヤミスの三大女王の短編集も紹介していくのでぜひご覧ください。

イヤミスのおすすめ短編8選!

春読書

イヤミスのおすすめ短編8選をご紹介いたします。

イヤミス短編集

真梨幸子のイヤミス短編集。タイトル通りの裏切らないイヤミスの短編集です。真梨幸子らしい6つの作品がつまっています。イヤミスに心が持つか心配な人はまず読んでほしいおすすめの一冊です。

表紙のショートケーキもポップだけど、どこか毒々しくてイヤミス感を演出してくれます。読み終わるころにはイヤミスの魅力にハマっていることでしょう。

あなたの不幸は蜜の味イヤミス傑作選

辻村深月、宇佐美まこと、篠田節子、王谷晶、降田天、乃南アサ、宮部みゆきの人気女性作家のイヤミスのアンソロジー。それぞれの作家さんの特徴が出る作品が集まっていて読み応えがあります。

女性特有の嫌な部分を人気作家7人がしっかりと描いてくれています。イヤミス特有のどんでん返しに心がハラハラさせられるイヤミス傑作選です。

「Dの殺人事件、まことに恐ろしきは」

江戸川乱歩の作品を現代風にアレンジした短編集です。江戸川乱歩の7作品を歌野晶午が最新テクノロジーを使って大胆にアレンジしています。後味の悪さもどんでん返しもばっちりです。生々しい人間の醜さを味わえます。江戸川乱歩好きの方にぜひ読んでいただきたいです。 

汚れた手をそこで拭かない

普通の日常にじわりじわりと恐怖が近づいてくることがリアルに感じられる作品です。白がどんどん黒に変わっていくように主人公がイヤミスの世界に引き込まれていきます。作品のリアルさがまるで自分の事のように感じてしまう恐さがある作品です。日常に刺激が欲しい方におすすめです。

許されようとは思いません

芦沢央の短編集。全部で5話の主人公たちが追い詰められていく様子に読んでいる側も息苦しくなります。「姉のように」では多くの人が重く苦しい気持ちになることでしょう。苦しい中に伏線が張り巡らされているので目が離せません。読後にタイトルの「許されようとは思いません」が重くのしかかってくる作品です。

江戸川乱歩傑作選

大正、昭和に活躍した江戸川乱歩。「イヤミス」という言葉がまだ世に出ていない頃にイヤミスを書いていた偉人です。長く愛されている江戸川乱歩の作品たちは「Dの殺人事件、まことに恐ろしきは」などアップデートされて今でも根強く人気です。ぜひ、昭和の狂気に満ちた強烈なイヤミスを体験してください。

痺れる

沼田まほかるの短編集。彼女らしい気持ち悪く、エグい9話が楽しめます。老女が秘密を独白する「林檎曼荼羅」、中年女性の不穏な衝動を描いた「ヤモリ」など9話の救われない悪夢に引き込まれてしまいます。一度読んだら止まらない短編集です。沼田まほかるの特徴を1冊で網羅できます。沼田まほかるが気になる方にはぜひ、手に取ってみてください。

望郷

イヤミスの女王、湊かなえの短編集。2016年には特別ドラマとしてテレビ放送された人気短編集です。湊かなえの出身地、瀬戸内海の因島をモデルに描かれた作品です。小さな町の閉鎖感が重く辛くリアルに表現されています。短編集ならではのテンポ感で読むことができて、伏線の回収も鮮やかです。読み終わった後はイヤミスならではの気持ちよさがあります。

まとめ:おすすめのイヤミス短編

イヤミスのおすすめ短編8選!をご紹介しました。人間の醜いダークな部分を人気作家たちが言葉巧みに表現しています。身近で起こりそうな親近感がありながら、日常にはない猟奇的な出来事にハラハラしながら読むことになります。日常のなかに非日常が織り込まれて、ぐっと物語に引き込まれてしまいますね。

怖いけどイヤミスを読みたい方や読書の新しいジャンルを開拓したい方はイヤミス短編集をおすすめします。ぜひ、手に取ってみてください。

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この記事を書いた人

BookCrunchは「読書のハードルを下げる」をモットーに、専門家による監修のもとさまざまな情報を発信しています。

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