しおりは、素材(紙・金属・革・木・布・樹脂)と形状(はさむ・クリップ・マグネット)の2軸で選ぶと迷いません。落としやすさが気になるならマグネット式かクリップ式、本に跡をつけたくないなら薄い紙か0.7mm前後の薄い革が向いています。
なお「しおり」と「ブックマーカー」は同じものを指します。日本語と英語(bookmarker)の違いで、商品名としてはどちらも使われています。この記事では、おすすめ10点と、素材・形状・サイズの選び方をまとめます。
しおり(ブックマーカー)のおすすめ10選

素材や使い勝手にこだわった10点を選びました。まず一覧で、素材とタイプを確認してください。
| 商品 | 素材 | タイプ | 入数 |
|---|---|---|---|
| Dom Teporna 本革イタリアンレザー | 革 | はさむ | 3点 |
| ミドリ シマエナガ刺繍 | 布(刺繍) | クリップ | 1個 |
| オークヴィレッジ 日本産無垢材 | 木 | はさむ | 5枚 |
| GeeRic マグネット式 | 紙+磁石 | マグネット | 12個 |
| INTERTOYBO 猫モチーフ | 樹脂 | はさむ | 18枚 |
| 亀登鞄製作所 極薄イタリアンレザー | 革(0.7mm) | はさむ | 6色 |
| オープン工業 レザー調 BM-100-BK | レザー調 | はさむ | 1個 |
| Fantasyon 四君子金属透かし彫り | 金属 | はさむ | セット |
| モノライク ストーリータウン | 紙+磁石 | マグネット | 5個 |
| BOOK DARTS ブックダーツ | 金属 | 行単位でとめる | 75個 |
本に跡をつけたくない方は薄い革か紙、落としたくない方はマグネット式、読んだ行まで正確に戻りたい方はブックダーツを選んでください。
Dom Teporna 本革イタリアンレザーしおり3点セット
イタリアの専門タンナーが手掛けた本革製のブックマーカーです。長さ8cm、幅2.5cm、紐長さ10cmの上質な革製しおりで、ブラウン、グリーン、ブラックの3色展開となっています。高級イタリアンレザーのハギレ材を活用することで、贅沢な素材感をリーズナブルな価格でお届け。本体には同系色の紐を通し、統一感のあるデザインに仕上げました。厚さ1.5mmと程よい厚みで、本革ならではの手触りと経年変化をお楽しみいただけます。お気に入りの本や手帳とともに使える上品なアイテムで、ギフトとしてもおすすめです。
ミドリ シマエナガ刺繍ブックマーカー
クリップ式の便利なブックマーカーです。上品な刺繍で仕上げたシマエナガのチャームが特徴で、手帳やノート、本を可愛らしくカスタマイズできます。リボンの長さは調節可能で、A6からA5サイズまでの本や手帳に対応。クリップで簡単に取り付けられ、繰り返し使用できる実用的なデザインです。シンプルな本や手帳に、愛らしいシマエナガの刺繍でアクセントを添えることができます。長さの目安は、A5サイズはそのまま、B6/新書判は1周巻き、A6/文庫は2周巻きとなっています。
オークヴィレッジ 日本産無垢材の木製しおり5枚セット
飛騨の匠の技術を活かし、国産の無垢材で作られた木のしおりです。持続可能な循環型社会を目指すオークヴィレッジが手掛ける逸品で、日本の広葉樹の豊かな木目と質感を楽しめます。カバやナラなどの広葉樹を「適材適所」で使用し、木材本来の美しさを引き出しています。伝統工法を現代的にアレンジした技術で仕上げられ、読書の時間に温かみのある趣を添える木工芸品です。環境に配慮した日本の森林資源を活用し、木の魅力を最大限に表現した上質なブックマーカーです。
GeeRic マグネット式ブックマーク12個セット
紙と磁石を組み合わせた実用的なブックマークです。長さ6cm、幅2cmのコンパクトサイズで、お好みのページに簡単にクリップできます。色あせしにくく耐久性に優れた素材を使用しているため、繰り返しの使用が可能です。12個セットなので、複数の本や手帳で使い分けることができ、エコフレンドリーな設計となっています。学習や読書に便利なアイテムとして、また誕生日やホワイトデーなどの贈り物としてもおすすめです。
INTERTOYBO 猫モチーフのステンドグラス風しおり18枚セット
月や星空、蝶、教会などの幻想的な背景に黒猫をあしらった、ゴシック調のブックマーカーです。サイズは4.5×11.8cmで、プラスチック製の耐久性に優れた素材を使用しています。18種類の異なるデザインが1セットになっており、それぞれ保護フィルム付きでお届けします。防水性があり繰り返し使用可能で、穴を開けて小物としてもアレンジできます。複数の本を読む方やネコ好きの方へのプレゼントとしてもおすすめです。
[亀登鞄製作所] 極薄イタリアンレザーしおり6色セット
厚さわずか0.7mmに仕上げた本革イタリアンレザーのしおりです。牛革の最表面を使用し、繊維が細かく耐久性に優れながら、大切な本にしおり痕をつけない薄さを実現しました。オレンジ、イエロー、モスグリーン、ブルー、ワイン、ブラックの6色展開で、色被りのないフルセットをお届けします。サイズは縦8.2cm×横2.6cmで、使い込むほどに手に馴染む上質な仕上がり。亀登鞄製作所のブックカバーにはしおり専用ポケットが付いており、相性抜群です。専用パッケージ付きで、入学、卒業、就職祝いなどのギフトにも最適です。
オープン工業 レザー調ブックマーカー BM-100-BK
幅38mm×高さ145mmの上品なレザー調しおりです。表裏とも同じ質感で仕上げられ、2枚のシートを同色のステッチで縫い合わせた丁寧な作りが特徴です。適度な厚みと柔らかさがあり、本からすり落ちることなく、紙のしおりのようにクタクタになる心配もありません。文庫本にも使いやすいサイズで、落ち着いたカラーからポップなパステルカラーまで10色展開されています。シンプルで飽きのこないデザインは、幅広い年代の読書愛好家に向いています。
Fantasyon 四君子金属透かし彫りブックマーカー
梅、蘭、竹、菊をモチーフにした古風な金属製しおりです。中国の文人が理想とした「君子」の特性を表す四つの植物を、繊細な透かし彫りで表現しています。早春の雪に咲く梅の強靱さ、気品ある香りを持つ蘭の優雅さ、寒冬に青々と茂る竹の節操、晩秋に鮮やかに咲く菊の凛とした美しさを、ヴィンテージ調のデザインで表現しています。クラシカルな趣を持つ金属製の栞で、読書の時間に古典的な風情を添えるアイテムです。
モノライク ストーリータウン マグネット式しおり5個セット
幅2cm×長さ5cmのコンパクトなマグネット式ブックマーカーです。ゴム磁石を使用することで本を傷つけにくい設計となっており、質感のある紙に印刷された5種類のデザインが楽しめます。無光コーティング加工により耐久性を高め、長期間の使用に耐える仕上がりとなっています。それぞれ異なるデザインで、本の世界を彩るキュートな絵柄が特徴です。
BOOK DARTS チョコラベル ミックスカラーブックダーツ75個セット
薄型で重ねづけが可能なブックマーカーです。ゴールド、シルバー、ブロンズの3色75個入りで、本やノートの気になるページに複数取り付けても邪魔になりません。繰り返し使える実用的な設計で、勉強や仕事での参照箇所のマーキングに最適です。重ねてもかさばらない薄さと、3色のメタリックカラーで使い分けができる便利なしおりツールです。
しおりの素材6種類と選び方
しおりの素材は主に6種類です。見た目の好みだけでなく、本を傷めにくいかどうかも選ぶ基準になります。
| 素材 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 紙 | 最も薄く安価。折れや水濡れには弱い | まず試したい/本に跡をつけたくない |
| 金属 | 丈夫で長持ち。厚みのあるものは跡が残ることも | 長く使いたい/デザイン重視 |
| 樹脂(プラスチック) | デザインが豊富で水に強い | 柄で選びたい/複数を使い分けたい |
| 布・糸 | 薄く柔らかい。刺繍などで温かみが出る | 手帳と併用したい |
| 木 | 軽く手触りがよい。厚みは製品差が大きい | 質感を楽しみたい |
| 革 | 経年変化を楽しめる。薄いものは跡が残りにくい | 長く使いたい/贈り物にしたい |

しおりの素材はいろいろ。定番のものから特別感のあるものまで揃っています。しおりについて、素材ごとのおすすめのポイントをみていきましょう。
定番で使いやすい紙素材
紙素材のしおりは、定番で使いやすいです。紙書籍と同じような薄さでしなやかで厚みがなく、同じ本の間に何枚もしおりを使う場合にも向いています。紙面に痕や傷をつける心配もありません。比較的安価で複数枚揃えたい場合にも便利です。
耐久性がある金属製
気に入ったしおりを長く使いたいのであれば、耐久性がある金属製の素材がおすすめ。つや消しがされたアンティーク風、精密な加工を施した模様、おしゃれなものなどもあります。耐久性とともにこだわりのしおりを探している人に喜ばれます。
デザインが豊富な樹脂加工素材
樹脂加工素材や紙に加工がされた素材のしおりは、こだわりのデザインが豊富なものが多くみられます。蒔絵風やレジンなどの目を引くような品、文字だけで作られたしおりなど、珍しくおもしろいものがありますね。
温かみのある糸や布素材
糸や布などの素材は、手に取ったときの温かみが感じられます。しなやかで柔らかいため、本に傷を付けにくいのもメリット。手先が器用な人の中には、自作のしおりを愛用する人もいるようです。フェルト生地で好みの形にカットして作ったり、かぎ針でチャームのように編んだりしても可愛らしいですね。
上品な雰囲気の木製の素材
木製の素材は丈夫で上品な雰囲気のしおりを探している人におすすめ。木そのものの色合いや模様を生かした優しいデザインのものもあり、おしゃれな感じがします。和風のもので大人世代の人にも好まれるでしょう。あまり厚みがないタイプを選べば、木製のしおりでも本に痕をつける心配はありません。
経年変化を楽しめる高級な革素材
革素材のしおりは、傷やシワなどの経年変化も楽しめます。日頃からよく手入れをすれば、長期間大切に使えるでしょう。高級で上質なしおりという印象があり、読書が好きな目上の人へのプレゼントに選ぶにも失礼になりません。ブックカバーとセットになっているタイプもあります。
しおりの形状3タイプと機能つきの選択肢
形状は大きく3タイプに分かれます。落としやすさと、本への負担のバランスで選んでください。
| タイプ | 落ちにくさ | 本への負担 | 向いている場面 |
|---|---|---|---|
| はさむ(従来型) | 低い | 小さい | 自宅で読む/薄い素材を使いたい |
| クリップ | 高い | 中くらい | 持ち歩く/確実にページを保持したい |
| マグネット | 最も高い | 中くらい | かばんに入れて持ち歩く |

しおりには定番のタイプから便利で機能性が高いものまでさまざま。それぞれの形状から、どのようなタイプがおすすめか、紹介します。
本の間にはさむ従来のタイプ
よくある従来のしおりは、手軽に使いたい人にむいています。シンプルで読みかけのページにそのままはさむタイプです。上部に紐が結び付けられて、どのページにあるか簡単にわかるようになっているものもありますね。
簡単にとめるクリップタイプ
簡単にとめるクリップタイプは、しおりを落としてなくすことなく、確実に読みさしのページを開きたい人におすすめ。チャームなどをつけた差し込めるタイプや、ページをしっかりとホールドできるタイプなどがあります。金属製やプラスチックなどの加工品が主です。
落ちにくいマグネットタイプ
マグネットタイプのしおりは、間にマグネットが入り、紙面に対して二つ折りにしてはさみ込むタイプ。しっかりと紙面をつかめるため、大事なしおりであっても落としにくいです。かばんの中に入れても外れにくく、探すのに困るといった問題もなく、外出先でも読書を楽しみたい人におすすめ。
機能性の高いタイプ
しおりには便利な機能がついたタイプもあります。自分の用途に合わせて必要なものを選ぶとよさそうです。
- メモ…付箋のようなメモ。教養本やテキストなどに使え、気になったことを書き留める人向け。
- ルーペ…簡易ルーペが付属。シニアグラスのように手元用の字をはっきりと確認したい人におすすめ。
- 定規…教科書やテキストなど、ペンなどでまっすぐにラインを引きたい場合に便利。
- 厚手の本を挟む大きめのクリップ…楽譜や厚みのある参考書や教科書を閉じないように見やすくできる。
手持ちの本に合わせたサイズを選ぶ
しおりは手持ちの本の大きさに合わせて使い分けをするのがおすすめ。とくに、本の縦の長さよりも短めのものを選ぶと、紙面の間から抜け落ちるリスクを減らせます。多くのサイズの本を持っている場合は、大小2種類のしおりを持っていると便利です。
- 文庫本や新書…長さが12cm以下(文庫本や新書は、縦が約15~17cmのものが多い)
- 単行本や教科書などの大きめの本…長さが13~17cmくらい(単行本の縦の長さが約18~19cm程度のため)
監修者の視点:しおりは厚みで選ぶと本が長持ちする
田中寛大オンライン古書店を運営していた時期(2019〜2022年)は、状態の良いものを中心に扱う方針で、出品前に1冊ずつコンディションを確認していました。開業から約2年半で8,000冊超を販売し、購入者評価の97%が肯定的(累計189件・販売期間中の実績)だったのは、この確認を欠かさなかったからだと思っています。
その経験から言うと、しおりは厚みで選ぶと本が長持ちします。紙は圧力と時間で癖がつくので、分厚いしおりを長期間はさみっぱなしにすると、そのページだけ開きやすくなります。読みかけを何ヶ月も置く人ほど、薄い紙か0.7mm前後の薄い革を選んでおくのが無難です。デザインで金属や木を選ぶ場合は、読み終えたら抜いておくとよいでしょう。
しおりについてよくある質問
- しおりとブックマーカーの違いは何ですか?
-
同じものを指します。「しおり」が日本語、「ブックマーカー」が英語の bookmarker に由来する呼び方で、商品名としてはどちらも使われています。ネットで探すときは両方の言葉で検索すると、見つかる商品の幅が広がります。
- しおりの種類にはどんなものがありますか?
-
素材は紙・金属・樹脂・布・木・革の6種類、形状ははさむ従来型・クリップ型・マグネット型の3タイプが基本です。ほかにメモ、ルーペ、定規などの機能が付いたものや、読んだ行までとめられるブックダーツのような製品もあります。
- 本に跡をつけたくない場合、どのしおりを選べばいいですか?
-
薄い紙か、厚さ0.7mm前後の薄い革がおすすめです。紙は圧力と時間で癖がつくため、厚みのあるしおりを長期間はさんだままにすると、そのページだけ開きやすくなります。金属や木のしおりをデザインで選ぶ場合は、読み終えたら抜いておくと本が傷みにくくなります。
- しおりのサイズはどう選べばいいですか?
-
本の縦の長さより短いものを選ぶと、抜け落ちにくくなります。目安は、文庫本や新書(縦およそ15〜17cm)なら12cm以下、単行本や教科書(縦およそ18〜19cm)なら13〜17cm程度です。両方のサイズの本を読むなら、大小2種類を持っておくと使い分けられます。
- 複数の本を並行して読む場合はどれがいいですか?
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まとめ買いできる安価なものが向いています。マグネット式の12個セットや樹脂製の18枚セットなら、本ごとに変えても管理しやすくなります。どの本にどれを使ったか分かるよう、柄違いのセットを選ぶのが実用的です。
おすすめのしおりの選び方は好みと使いやすさを重視して
しおりは、素材と形状の2軸で候補をしぼると選びやすくなります。落としやすさが気になるならマグネット式かクリップ式、本に跡をつけたくないなら薄い紙か薄い革、長く使いたいなら革か金属です。迷ったら、まず安価な紙素材で使い勝手を確かめてから、気に入った素材に買い替えるのが失敗の少ない順番です。サイズは本の縦より短いものを選んでください。










