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誉田哲也のおすすめ小説7選|姫川玲子・ジウ・武士道シリーズの読む順番も

誉田哲也のおすすめ小説7選!人気のミステリーやシリーズ作品も
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誉田哲也(ほんだ てつや)は、1969年東京都生まれの小説家です。代表作は『ストロベリーナイト』(2006年)。警視庁捜査一課の姫川玲子を主人公にした警察小説シリーズの第1作で、4度も映像化されています。

誉田作品には3つの大きなシリーズがあり、いずれも刊行順に読むのが基本です。警察小説の姫川玲子シリーズ、犯罪組織を描くジウサーガ、剣道青春小説の武士道シリーズ。この記事では、おすすめ7作を刊行年つきで紹介したうえで、各シリーズの読む順番と映像化作品を表で整理します。

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目次

誉田哲也とは|読み方は「ほんだ てつや」、2003年デビューの警察小説の書き手

誉田哲也のプロフィール

誉田哲也は1969年8月18日、東京都板橋区の生まれ。2002年に第2回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞を受け、2003年に『妖の華』で作家デビューしました。同じ2003年には『アクセス』で第4回ホラーサスペンス大賞特別賞も受けています。

作風の幅が広いのが特徴で、扱うジャンルは大きく3つに分かれます。

  • 警察小説…姫川玲子シリーズ、ジウサーガ。組織の力学と現場の捜査を書く
  • 青春小説…武士道シリーズ、『世界でいちばん長い写真』。10代の成長を書く
  • ホラー・伝奇・特殊設定…デビュー作『妖の華』、増山超能力師事務所シリーズ

警察小説から入るなら、他の作家の作品もまとめた「警察小説のおすすめ10選」もあわせてどうぞ。

誉田哲也の読む順番|3つのシリーズは刊行順に読む

誉田哲也の作品には単発の長編も多く、そちらは順番を気にする必要がありません。順番があるのは次の3シリーズです。いずれも前作の出来事が後の巻に持ち越されるため、刊行順に読むのが基本です。

姫川玲子シリーズの読む順番(全10作)

順番作品刊行年
1『ストロベリーナイト』2006年
2『ソウルケイジ』2007年
3『シンメトリー』2008年
4『インビジブルレイン』2009年
5『感染遊戯』2011年
6『ブルーマーダー』2012年
7『インデックス』2014年
8『ノーマンズランド』2017年
9『オムニバス』2021年
10『マリスアングル』2023年

ジウサーガの読む順番

『ジウ』は三部作として始まり、その後も同じ世界を共有する作品が続いています。まずは三部作を順に読み、気に入ったら続く作品へ進むのがおすすめです。

順番作品刊行年
1『ジウ I 警視庁特殊犯捜査係』2005年
2『ジウ II 警視庁特殊急襲部隊』2005年
3『ジウ III 新世界秩序』2006年
4『国境事変』2007年
5『ハング』2009年
6『歌舞伎町セブン』2010年
7『歌舞伎町ダムド』2014年
8『ノワール』2016年
9『歌舞伎町ゲノム』2019年
10『ジウX』2023年

武士道シリーズの読む順番(全4作)

順番作品刊行年
1『武士道シックスティーン』2007年
2『武士道セブンティーン』2008年
3『武士道エイティーン』2009年
4『武士道ジェネレーション』2015年

このほか『増山超能力師事務所』(2013年)にも続編『増山超能力師大戦争』(2017年)があります。

誉田哲也の映像化作品|『ストロベリーナイト』は4度映像化

誉田哲也の映像化作品

選書に迷ったら、映像化された作品の原作から読むのも手です。主な映像化は次のとおりです。

作品形式・年備考
『ストロベリーナイト』単発ドラマ/2010年11月フジテレビ・竹内結子主演
『ストロベリーナイト』連続ドラマ/2012年1月〜フジテレビ・竹内結子主演
『ストロベリーナイト』映画/2013年1月劇場版
『ストロベリーナイト・サーガ』連続ドラマ/2019年4〜6月フジテレビ・二階堂ふみ/亀梨和也主演
『ジウ 警視庁特殊犯捜査係』連続ドラマ/2011年7月テレビ朝日・黒木メイサ/多部未華子主演
『武士道シックスティーン』映画/2010年成海璃子/北乃きい主演
『ヒトリシズカ』ドラマ/2012年WOWOW
『増山超能力師事務所』ドラマ/2017年—
『世界でいちばん長い写真』映画/2018年—

誉田哲也のおすすめ小説7選|刊行年とシリーズつき

誉田哲也のおすすめ作品7選

シリーズの入口になる作品と、単発で読める作品をあわせて7作紹介します。

刊行年作品位置づけ
2005年『ジウ 警視庁特殊犯捜査係』ジウ三部作 第1作
2006年『ストロベリーナイト』姫川玲子シリーズ 第1作
2007年『武士道シックスティーン』武士道シリーズ 第1作
2008年『ヒトリシズカ』単発(連作短編集)
2010年『世界でいちばん長い写真』単発(青春小説)
2012年『あなたが愛した記憶』単発(長編)
2013年『増山超能力師事務所』シリーズ 第1作

『ストロベリーナイト』|姫川玲子シリーズ第1作・代表作(2006年)

2006年に刊行された誉田哲也の代表作です。警視庁捜査一課の女性主任・姫川玲子を主人公にしたシリーズの第1作です。2010年にフジテレビの単発ドラマ、2012年に連続ドラマ(竹内結子主演)、2013年に劇場版、2019年に『ストロベリーナイト・サーガ』(二階堂ふみ・亀梨和也主演)と、4度にわたって映像化されています。

都内の公園でビニールシートに包まれた男性の遺体が発見され、捜査一課の姫川玲子は他の被害者もため池に遺棄されていると推理。調査を進める中で「ストロベリーナイト」という謎の言葉が浮上し、徐々に被害者の共通点が明らかになっていきます。しかし被害者は増え続け、ついには玲子の部下も犠牲に…。


読みやすい文体で、警察小説初心者の方にもおすすめです。ぜひご一読ください。

このように、事件を追うスリリングな展開や心理戦が魅力のサスペンス・ミステリーがお好きな方は、知念実希人の作品もあわせてチェックしてみてください。

知念実希人のおすすめ小説については、下記の記事で詳しく解説しています。

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『武士道シックスティーン』|武士道シリーズ第1作・2010年映画化(2007年)

2007年に発行された「武士道シリーズ」の第1作目です。2010年に成海璃子・北乃きい主演で映画化されました。シリーズは『セブンティーン』『エイティーン』『ジェネレーション』と続きます。

剣道を通じて出会った二人の少女、磯山香織と西荻早苗。香織は勝利至上主義で、早苗は精神修養を重視する遅咲きの剣士。香織は早苗に敗北し再戦を誓いますが、早苗はその試合をまったく覚えていない様子。やがて香織はスランプに陥り、迷いの中で剣道の原点を見つめ直すことに。挫折と成長を描いた、青春小説の傑作です。

『ヒトリシズカ』|1人の女性の23年を追う連作短編集(2008年)

2008年に双葉社から刊行された連作短編集です。2012年にWOWOWでドラマ化されました。

「伊東静加」の8歳から31歳までの人生を軸に、時系列や登場人物が交錯しながら物語が繰り広げられていきます。6篇が複雑に絡み合い、読み進めるほど人物の関係が組み変わっていきます。

読んでいる内に少しずつ解き明かされる謎の数々は圧巻です。

『ジウ 警視庁特殊犯捜査係』|ジウ三部作の第1作(2005年)

誉田哲也の代表作のひとつです。2005年から2006年にかけて刊行された三部作の第1作で、2011年7月にテレビ朝日でドラマ化されました(黒木メイサ・多部未華子主演)。三部作のあとも『国境事変』『歌舞伎町セブン』などが続く「ジウサーガ」に広がっています。

特殊犯捜査係『SIT』に所属する美咲と基子。対立する2人でしたが、とある事件を通じて役職が逆転。美咲は児童誘拐事件を担当し、基子は女性初のSAT隊員に任命されました。そして捜査中、ジウという少年が容疑者として浮かび上がり……。やがて事件は歌舞伎町を取り巻く大規模なものへと変容していきます。

巨大な犯罪組織に立ち向かう主人公から目が離せない作品です。

『世界でいちばん長い写真』|2018年に映画化された青春小説(2010年)

2010年に刊行された青春小説です。2018年には映画化されています。

親友が転校してしまい、塞ぎ込んでいた中学3年生の宏伸。やりたいこともみつからず、すべてがつまらない日々を送っていました。そんなある日、宏伸はとある奇妙なカメラを見つけます。それは「世界でいちばん長い写真」が撮れるという風変わりなものでした。不思議なカメラとの出会いをきっかけに、やがて宏伸の日常は再び輝き始めます。

爽やかな青春を感じたい方におすすめの作品です。

『増山超能力師事務所』|シリーズ第1作・2017年ドラマ化(2013年)

2013年に刊行されたシリーズ作品の第1巻です。2017年にテレビドラマ化されました。続編に『増山超能力師大戦争』(2017年)があります。

物語の舞台は、超能力が実在する以外は現実とほとんど変わりのない現代日本。増山超能力師事務所では、増山を含む個性豊かな6人の超能力者が所属していました。さまざまな能力を持つ所員と共に、増山は不可解な謎をユーモラスに解決していきます。

推理小説に馴染みがない方にも読みやすい作品です。

『あなたが愛した記憶』|恋愛とサスペンスが混ざる長編(2012年)

2012年6月に集英社から刊行された、恋愛・ホラー・サスペンスの要素が混ざる長編小説です。

興信所を営む男の前に突如現れた謎の女子高生。彼女は自分の娘だと名乗り、とある人物の調査を依頼する。半信半疑で彼女と行動を共にするうちに、とある事件に関連する衝撃の事実を告げられて─…。

張り巡らされた伏線が終盤で回収される構成で、読みごたえのある一作です。

巧みに張り巡らされた伏線や、予想を裏切る衝撃の真相を楽しめるミステリーがお好きな方は、綾辻行人の作品もあわせて参考にしてみてください。

綾辻行人のおすすめミステリー小説については、下記の記事で詳しく解説しています。

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編集長のひとこと:巻数の多いシリーズは読み方を分ける

田中寛大

Audibleで読了した244冊のうち、警察小説とミステリーが93冊を占めます(いずれもAudible上の数値・2026年7月時点)。長く続く警察小説シリーズは、耳で聴くほうが結局は最後まで行ける、というのが実感です。

理由は単純で、巻数が多いシリーズは1冊あたりのハードルを下げたほうが完走できるからです。姫川玲子シリーズのように10作あるシリーズは、通勤や家事の時間を充てられるかどうかで進み方が変わります。紙で1作目を試して文体が合うと分かったら、続きは耳に切り替える。そういう読み分けもあります。

1冊で完結する短編集から試したい場合は、「連作短編集のおすすめ10選」も参考になります。

誉田哲也のおすすめ作品に関するよくある質問

誉田哲也の読み方は?

「ほんだ てつや」です。1969年8月18日、東京都板橋区の生まれです。

誉田哲也の代表作はどれですか?

『ストロベリーナイト』(2006年)です。警視庁捜査一課の姫川玲子を主人公にした警察小説シリーズの第1作で、2010年の単発ドラマ、2012年の連続ドラマ、2013年の映画、2019年の『ストロベリーナイト・サーガ』と4度映像化されています。

誉田哲也の作品はどの順番で読めばいいですか?

単発の長編は順番を気にする必要はありません。順番があるのは3つのシリーズです。姫川玲子シリーズは『ストロベリーナイト』(2006年)から全10作、ジウサーガは『ジウ I 警視庁特殊犯捜査係』(2005年)から、武士道シリーズは『武士道シックスティーン』(2007年)から全4作。いずれも刊行順に読みます。

姫川玲子シリーズは何作出ていますか?

10作です。『ストロベリーナイト』(2006年)に始まり、『ソウルケイジ』『シンメトリー』『インビジブルレイン』『感染遊戯』『ブルーマーダー』『インデックス』『ノーマンズランド』『オムニバス』と続き、『マリスアングル』(2023年)まで刊行されています。

ジウシリーズは何冊読めばいいですか?

まずは三部作の3冊です。『ジウ I 警視庁特殊犯捜査係』『ジウ II 警視庁特殊急襲部隊』(ともに2005年)、『ジウ III 新世界秩序』(2006年)。その後は同じ世界を共有する「ジウサーガ」として『国境事変』『歌舞伎町セブン』などが続きます。

誉田哲也を初めて読むならどれがおすすめですか?

『ストロベリーナイト』(2006年)です。文体が読みやすく、警察小説を初めて読む人でも入りやすい一作です。警察小説以外から入りたい場合は、剣道を題材にした青春小説『武士道シックスティーン』(2007年)という選び方もあります。

誉田哲也は『ストロベリーナイト』から読み始めるのが早い

誉田哲也の作品は、警察小説・青春小説・特殊設定ものと振れ幅が大きい一方、どのジャンルでも人物の内面を丁寧に追う点は共通しています。迷ったら次の3つを目安にしてください。

  • まず1冊…『ストロベリーナイト』(2006年・姫川玲子シリーズ第1作)
  • 青春小説から…『武士道シックスティーン』(2007年・2010年映画化)
  • 1冊で完結するものから…『ヒトリシズカ』(2008年・連作短編集)

同じくスリリングな展開と心理戦が魅力のミステリーでは、知念実希人も読まれています。

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