h1タグとは?titleタグとの違いや正しい書き方を徹底解説

h1タグとは?titleタグとの違いや正しい書き方を徹底解説

h1タグとは、Webページの中で最も重要な見出しを示すHTMLタグを指します。ページ全体の主題を検索エンジンとユーザーの両方に伝える役割を持ち、SEOにおいては、ページの内容を正確に伝えるための基本的な要素として位置づけられています。

本記事は、サイト運営やSEO対策を担当しており、h1タグの役割や正しい書き方について理解を深めたいと考える方に向けて、h1タグの基本からtitleタグとの違い、具体的な設定方法までを解説しています。

この記事でわかること
  • h1タグの基本的な意味とSEOにおける役割
  • h1タグとtitleタグの違いと使い分け方
  • SEO効果を高めるh1タグの書き方
  • h1タグ設定時によくあるNG例

本記事を読み終えることで、自社サイトのh1タグを見直し、適切な形に修正できるようになります。

目次

h1タグ(見出しタグ)とは?SEOにおける意味と役割

h1タグ(見出しタグ)とは?SEOにおける意味と役割

h1タグとは、Webページの中で最も大きな見出しとして機能し、そのページが何について書かれているかを示すHTMLタグです。SEOの観点では、検索エンジンとユーザーの両方にページの主題を伝える重要な役割を担っています。

  • ページ内容を端的に示す大見出しとしての役割
  • 検索エンジンにページ内容を正確に伝える役割
  • ユーザーの利便性を向上させる役割

このセクションでは、3つの観点からh1タグの役割を解説します。

h1タグはページ内容を端的に示す大見出し

h1タグは、ページ内のさまざまな見出しの中でも最上位に位置し、そのページが扱うテーマを端的に示す役割を持っています。本文中に複数のh2やh3が存在していても、h1はページ全体を要約する見出しとして機能する点が特徴です。

検索エンジン(クローラー)にページ内容を正確に伝える

検索エンジンのクローラーは、ページ内のテキストやタグの構造を解析しながら、そのページがどのようなテーマを扱っているかを判断しています。h1タグはページの主題を示す重要な手がかりの一つであり、適切に設定することでクローラーがページ内容を正確に理解しやすくなります。 Googleは検索品質評価に関する公開資料の中で、ページの主要なコンテンツが何であるかを明確にすることの重要性を示しており、h1タグはその判断材料の一部として機能します。 

ユーザーの利便性(ユーザビリティ)を向上させる

h1タグは検索エンジンだけでなく、ページを訪れたユーザーにとっても重要な役割を果たします。ページを開いた瞬間にh1の見出しが目に入ることで、ユーザーは自分が探していた情報にたどり着けたかどうかを瞬時に判断できます。 

SEOで迷いがち!h1タグとtitleタグの決定的な違い

SEOで迷いがち!h1タグとtitleタグの決定的な違い

h1タグとtitleタグは、どちらもページの主題を示すタグですが、表示される場所と役割が異なります。混同されやすい両者の違いを正しく理解しておくことが、SEO対策を進めるうえでの土台になります。

  • titleタグが表示される場所
  • h1タグが表示される場所
  • 両者を同じテキストにしてよいかどうか

このセクションでは、3つのポイントから両者の違いを整理します。

titleタグは「検索結果」に表示される

titleタグは、Googleなどの検索結果一覧やブラウザのタブ部分に表示されるテキストを指定するタグです。ユーザーが検索結果を見てクリックするかどうかを判断する際の重要な要素であり、検索キーワードとの関連性をわかりやすく示す必要があります。 そのため、titleタグはクリックされやすい文言を意識して設定することが求められます。titleタグの詳細はタイトルタグとは?SEOに強い付け方と文字数・設定方法を解説もあわせてご確認ください。

h1タグは「Webページ上」に表示される

h1タグは、検索結果には表示されず、実際にページを開いたときに本文の見出しとして表示されるタグです。ユーザーがページに訪れた後、内容を理解するための入り口として機能します。 titleタグが「クリックを促す」役割であるのに対し、h1タグは「ページ内容を理解してもらう」役割を持つ点が大きな違いです。 

titleタグとh1タグは同じテキストでも問題ない?

titleタグとh1タグを同じテキストに設定すること自体に問題はなく、両者を一致させているサイトも少なくありません。ただし、それぞれの役割に応じて表現を変えることで、検索結果でのクリック率向上とページ内での理解促進という、それぞれの目的をより高めやすくなります。 

SEO効果を高める!h1タグの正しい書き方・設定のコツ

SEO効果を高める!h1タグの正しい書き方・設定のコツ

h1タグを適切に設定することで、検索エンジンとユーザーの両方に対してページの主題を伝えやすくなります。書き方にはいくつかのポイントがあり、これらを意識することでSEO効果を高めることができます。

  • 対策キーワードを含める
  • 簡潔な長さにまとめる
  • 検索意図を満たす文言にする
  • 画像をh1にする場合のalt属性設定

このセクションでは、4つのコツを紹介します。

対策キーワードを含める(できれば前方に配置)

h1タグには、そのページで対策しているメインキーワードを含めることが基本です。ユーザーが検索した語句とページ内容の一致を一目で確認できるよう、キーワードはできるだけh1の前方に配置することが望ましいです。 

ページの内容がひと目でわかる簡潔な長さにする

h1タグは長くなりすぎると、ユーザーが内容を把握しにくくなるだけでなく、デザイン上の見やすさも損なわれます。目安として、日本語であれば30文字前後を意識すると、内容の把握しやすさとデザインのバランスを取りやすくなるでしょう。

ユーザーの検索意図を満たす魅力的な文言にする

h1タグは、キーワードを含めるだけでなく、ユーザーが検索した際に抱いている疑問や悩みに応える文言にすることが重要です。たとえば、比較や違いを知りたいというニーズがある場合は、「〜とは?〜との違い」のような形でh1に含めると、読者の関心を引きやすくなります。 

画像をh1タグにする場合は「alt属性」を設定する

ロゴ画像などをh1タグとして設定するケースもありますが、その場合は画像のalt属性にページの主題を示すテキストを設定することが推奨されます。検索エンジンは画像そのものの内容を直接読み取ることができないため、alt属性のテキストを通じてページの主題を判断します。 

要注意!h1タグを設定する際のよくあるNG例

要注意!h1タグを設定する際のよくあるNG例

h1タグの設定では、意図せずSEOの観点で不利になってしまう書き方をしてしまうケースが見られます。よくあるNG例を把握しておくことで、こうした失敗を避けやすくなります。

  • デザイン目的でh1を使ってしまうケース
  • 見出しの階層構造をスキップしてしまうケース
  • キーワードを詰め込みすぎてしまうケース

このセクションでは、3つのNG例を紹介します。

デザインや文字を大きくする目的でh1タグを使っている

h1タグは、文字を大きく見せるための装飾目的で使用されるべきではありません。CSSのフォントサイズ調整で十分対応できる場面であっても、見た目の大きさだけを理由にh1を多用してしまうと、ページ内のどこが本来の主題なのかが検索エンジンに伝わりにくくなります。 

見出しの順番(階層構造)をスキップしている

見出しタグはh1からh2、h3という順序で階層構造を持たせることが基本ですが、h1の次にいきなりh3を使うなど、階層を飛び越えて設定してしまうケースが見られます。階層構造が崩れると、検索エンジンやユーザーがページの構成を正しく理解しにくくなります。見出しタグ全体の使い方はhタグ(見出しタグ)とは?正しい使い方とSEO効果を解説で詳しく解説しています。

キーワードを不自然に詰め込みすぎている

h1タグに対策キーワードを含めることは重要ですが、同じキーワードを繰り返し並べたり、不自然な言い回しで詰め込んだりすると、読みにくい見出しになってしまいます。検索エンジン側が公開している情報でも、キーワードを過剰に繰り返す行為は推奨されていません。 キーワードは1回程度の使用にとどめ、自然な日本語として成立する文言を心がけることが大切です。 

h1タグに関するよくある質問(FAQ)

h1タグに関するよくある質問をまとめました。

1つのページにh1タグを複数回(2つ以上)使ってもいいですか?

HTML5の仕様上、1つのページに複数のh1タグを設定すること自体は技術的に可能です。

ただし、SEOの観点では、ページの主題を明確に示すという役割を考えると、1ページに1つのh1タグを設定する形が基本的な考え方とされています。 複数のセクションを持つページであっても、それぞれの主題はh2以下の見出しで表現し、h1はページ全体の主題を示す形にすることが望ましいです。 

h1タグが設定されていないページはSEOで不利になりますか?

h1タグが設定されていないこと自体が、直接的に検索順位を大きく下げる要因になるとは言えませんが、ページの主題を検索エンジンに伝える手がかりが一つ減ることにはなります。

Googleの公式情報においても、見出し要素を適切に使用することがコンテンツの構造を理解しやすくする要素として紹介されています。 そのため、SEOの観点からはh1タグを設定しておくことが望ましい対応といえます。 

WordPressでh1タグを設定するにはどうすればいいですか?

WordPressの多くのテーマでは、投稿タイトルの入力欄に入力した文言が、自動的にh1タグとして出力される仕組みになっています。

そのため、投稿タイトルを設定するだけでh1タグの設定が完了する場合がほとんどです。 利用しているテーマによっては挙動が異なることもあるため、実際の現場では、公開前にページのソースコードを確認し、想定したテキストがh1タグとして出力されているかをチェックする対応が行われています。

まとめ:h1タグを最適化してSEO効果と読者の満足度を高めよう

h1タグは、ページの主題を検索エンジンとユーザーの双方に伝えるための重要な見出しタグです。titleタグとの違いを理解し、対策キーワードを含めながら簡潔で検索意図に合った文言にすることが、SEO効果を高めるうえでの基本となります。

本記事で紹介したNG例やFAQの内容も参考にしながら、自社サイトのh1タグを一度見直してみることをおすすめします。

h1タグをはじめとするSEOの基本対応は理解できても、実際の改善作業まで手が回らないという悩みを抱える方も少なくありません。株式会社アマノートでは、専門知識を持つスタッフがサイトの状況を確認し、優先度の高い改善点を整理したうえで具体的な対応方法をご提案しています。サイト全体のSEO対策について相談したい方は、まずはお気軽にお問い合わせください。

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この記事を書いた人

明治大学法学部を卒業後、音楽事務所に所属しV系バンドのギタリストとして活動。その後、湘南エリアのカフェでバリスタとして勤務しながらSEOライターとしてのキャリアを開始。Webマーケティングの知識と実務経験を活かし、検索意図に沿った記事制作を得意としている。

■保有資格
Google AI Essentials
日本安全食料料理協会(JSFCA)認定コーヒーソムリエ

田中寛大
監修者
一橋大学大学院社会学研究科修了後、政府系法人にてICT専門誌の編集や地方公共団体の情報セキュリティ支援に従事。2019年に株式会社アマノートを設立。SEOを軸としたコンテンツマーケティングの戦略立案・ディレクションを手がけ、これまでに30以上の業種でコンテンツ制作を統括してきた。SEO検定1級取得。近年はLLMO(大規模言語モデル最適化)領域にも注力し、AI検索時代に対応したコンテンツ設計・コンサルティングを提供している。読書メディア「ブッククランチ」や選書サービス「雨音選書」の運営者でもある。
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