電子書籍の容量の目安は?1冊のMB数と足りない時の対処法5つ

電子書籍の容量の目安は?足りない時の対処法なども解説!
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電子書籍1冊の容量は、テキスト中心の本で約1MB、コミックで約50MBが目安です。これは楽天Koboが電子書籍リーダーの保存冊数を算定するときに使っている前提値で、この計算だと16GBの端末にテキスト中心の本なら約12,400冊、コミックなら約248冊が入ります。以下、端末容量別の早見表と、容量が足りないときの対処法5つをまとめます。

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目次

電子書籍1冊の容量は約1MB〜50MB

電子書籍1冊の容量の目安

容量を左右するのは、ページの中身が文字か画像かです。文字は軽く、画像は重い。この違いが数十倍の差になります。

本の種類1冊の容量の目安根拠
小説・ビジネス書・実用書(テキスト中心)約1MB楽天Kobo公式サイトの保存冊数の算定前提
コミック約50MB楽天Kobo公式サイトの保存冊数の算定前提
雑誌・写真集(フルカラー・大判)コミックより大きくなりやすい判型が大きく高解像度の画像を多く含むため
出典:楽天Kobo「電子書籍リーダー比較」のスペック注記(テキスト1冊1MB、コミック1冊50MBで算定)

テキスト中心の本は約1MB

小説、ビジネス書、実用書のように文字が主体の本は、1冊あたり約1MBです。ライトノベルも挿絵の枚数が限られるため、この区分に近くなります。写真1枚が数MBあることを考えると、本1冊のほうが軽いことになります。

コミックは約50MB

コミックは1ページが画像データなので、1冊で約50MBが目安です。テキスト中心の本のおよそ50倍。全巻セットをまとめてダウンロードすると、一気に数GB単位を消費します。容量不足で困る人の大半は、この形で溜めています。

雑誌・写真集はコミックよりさらに大きくなりやすい

フルカラーの雑誌や写真集は、判型が大きく解像度の高い画像を多く含むため、コミックよりも大きくなる傾向があります。ストアによっては商品ページにファイルサイズが表示されるので、購入前に確認できます。

端末の容量別・電子書籍は何冊入る?早見表

楽天Koboが公式に示している保存冊数は次のとおりです。端末のシステム領域を差し引いた実際の保存可能数です。

端末の容量テキスト中心の本コミック
16GB約12,400冊約248冊
32GB約27,000冊約540冊
出典:楽天Kobo「電子書籍リーダー比較」(テキスト1冊1MB、コミック1冊50MBで算定)

スマートフォンやタブレットのように、電子書籍以外にも容量を使う端末では、空き容量から自分で計算するほうが確実です。1GBは1,024MBなので、次の式で出せます。

計算式空き1GBで入る冊数
保存できる冊数 = 空き容量(MB)÷ 1冊の容量(MB)テキスト中心の本 約1,000冊 / コミック 約20冊

たとえば空きが5GBあるなら、コミックは約100冊が上限です。全巻セットを2〜3作品入れたら埋まる計算になります。

スマホ本体の容量は256GBが標準になった

Appleの公式サイトによると、iPhone 17シリーズは全モデルが256GBからで、128GBのモデルは設定されていません。1つ前のiPhone 16シリーズは128GBからでした。本体が256GBあれば、コミックだけを詰め込むのでない限り、容量で困る場面はかなり減ります。

一方、写真や動画で本体が埋まっているケースも多く、実際に使えるのは空き容量の分だけです。まず設定画面でストレージの空きを確認してから、上の式に当てはめてみてください。

参考書が読める電子書籍サービスについては、下記の記事で詳しく解説しています。

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電子書籍の容量が足りないときの対処法5つ

電子書籍の容量が足りないときの対処法

効果が大きく手間が少ない順に5つ挙げます。まず1と2を試し、それでも足りなければ3以降を検討してください。

対処法空く容量の目安注意点
1. 読み終えた本を端末から削除削除した冊数×1冊の容量購入履歴は残り、再ダウンロードできる
2. アプリのキャッシュを削除数百MB〜数GBログイン情報が消えるアプリもある
3. 保存先をSDカードに変更カードの容量まるごとAndroid向け。iPhone・iPadは非対応
4. 電子書籍専用端末を使う本体容量とは別枠端末の追加費用がかかる
5. 容量の大きい端末に買い替え選んだ容量まるごと費用が最も大きい

1. 読み終えた本を端末から削除する

最も手軽で確実な方法です。主要な電子書籍ストアでは、端末から削除しても購入履歴は残り、読みたくなったら再ダウンロードできます。買い直しにはなりません。コミックの全巻セットを1作品消すだけで数GBが空くこともあります。

2. アプリのキャッシュを削除する

電子書籍アプリは、表紙画像や閲覧履歴などをキャッシュとして端末に溜めます。書籍データとは別に容量を使うため、購入冊数の割に消費が大きいと感じたらここを疑ってください。アプリの設定画面から削除できるものが多く、書籍データ本体は消えません。

3. 保存先をSDカードに変更する(Androidのみ)

Android端末でmicroSDカードスロットがある機種なら、アプリの設定で保存先をSDカードに変更できる場合があります。iPhoneとiPadはSDカードによる本体ストレージの拡張に対応していないため、この方法は使えません。Android機でもスロットを備えない機種が増えているので、まず本体の仕様を確認してください。

SDカードの容量の上限は、規格上SDXCが2TB、SDUCが128TBまでと定められています(SDアソシエーション)。市販品では、SanDiskが1.5TBのmicroSDXCカードを公式サイトで扱っています。かつての512GBが上限という認識は、すでに古くなっています。

4. 電子書籍専用端末を使う

KindleやKoboといった電子書籍リーダーを使えば、スマホ本体の容量とは別枠で本を持ち歩けます。Amazonの公式サイトによると、Kindle・Kindle Paperwhite・Kindle Colorsoftは16GB、Kindle Paperwhiteシグニチャーエディションは32GB、Kindle Scribeは32GBまたは64GBです。

なお、ダウンロード済みの本は通信がなくても読めます。読み込みのときだけWi-Fiが必要になる、と考えておけば十分です。

5. 容量の大きい端末に買い替える

コミックを常時数百冊持ち歩きたい場合は、根本的にはこれが早道です。コミック500冊なら約25GB、1,000冊なら約50GB。写真や動画の分を足して考えると、256GB以上が現実的な選択になります。

なお、電子書籍の端末やアプリを選ぶときは、容量だけでなく音声読み上げ機能に対応しているかも判断材料になります。読み上げ機能に対応していない電子書籍アプリについては、下記の記事で解説しています。

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監修者の視点:紙の置き場所が、電子では容量に置き換わる

田中寛大

オンライン古書店を運営していた頃(2019〜2022年)、出品から売れるまでの日数を集計したところ中央値は37日でした。30日以内に45%が動く一方、1年近く残る本もあります。紙の本を扱ううえで一番の制約は、この残った分の置き場所でした。

電子書籍では、その制約が置き場所から端末の容量に置き換わります。ただし容量は削除して再ダウンロードすれば取り戻せるので、紙より後戻りが利きます。悩ましいのはコミックを大量に読む人だけで、その場合は最初から容量の大きい端末を選んでおくほうが、あとの手間が少ないと考えています。

電子書籍の容量に関するよくある質問

電子書籍1冊の容量はどれくらいですか?

テキスト中心の本で約1MB、コミックで約50MBが目安です。楽天Koboが電子書籍リーダーの保存冊数を算定する際に用いている前提値です。雑誌や写真集は判型が大きく高解像度の画像を多く含むため、コミックよりさらに大きくなる傾向があります。

1GBに電子書籍は何冊入りますか?

テキスト中心の本なら約1,000冊、コミックなら約20冊です。1GBは1,024MBなので、1冊1MBのテキスト本なら約1,000冊、1冊50MBのコミックなら約20冊という計算になります。

漫画1冊のダウンロード容量はどのくらいですか?

約50MBが目安です。全巻セットで20巻をまとめてダウンロードすると約1GBを消費します。コミックは1ページが画像データのため、テキスト中心の本のおよそ50倍の容量になります。

電子書籍で容量が足りないときはどうすればいいですか?

まず読み終えた本を端末から削除し、次にアプリのキャッシュを消してください。それでも足りない場合は、AndroidならSDカードへの保存先変更、あるいは電子書籍専用端末の利用や大容量端末への買い替えを検討します。

電子書籍を削除すると買い直しになりますか?

なりません。主要な電子書籍ストアでは端末から削除しても購入履歴は残り、同じアカウントで再ダウンロードできます。ただし読み放題サービスの配信終了作品など、再取得できないケースもあるため、削除前に配信状況を確認してください。

iPhoneやiPadで電子書籍の保存先をSDカードにできますか?

できません。iPhoneとiPadはSDカードによる本体ストレージの拡張に対応していないためです。本体の空きを増やすか、購入時に容量の大きいモデルを選ぶ必要があります。

容量の悩みは「1冊1MB・コミック50MB」で見積もれる

電子書籍の容量は、テキスト中心の本なら約1MB、コミックなら約50MB。この2つの数字を覚えておけば、空き容量から何冊入るかはその場で計算できます。小説やビジネス書が中心なら容量を気にする必要はほとんどありません。コミックをまとめ買いする人だけが、削除・SDカード・専用端末・買い替えのどれを取るかを決めておけば済みます。

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