小野寺史宜のおすすめ10選!シリーズものや連作短編まで心あたたまる作品を紹介

読書をする女性
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小野寺史宜さんの作品は人々とのつながりを描いたあたたかな作風が特徴。読んだ後は、ほっこりと心があたたかくなるでしょう。

この記事では、小野寺史宜さんのおすすめの作品を紹介します。ぜひ、小野寺さんの穏やかであたたかい世界を味わってみてください。

目次

小野寺史宜とは

小野寺史宜は、1968年生まれの小説家。2006年に短編「裏へ走り蹴り込め」で第86回オール讀物新人賞を受賞、2008年には「ROCKER」で第3回ポプラ社小説大賞優秀賞を受賞し、これを機に単行本デビューを果たします。2019年には「ひと」が第16回本屋大賞で第2位にランクインし、2022年には第3回宮崎本大賞を受賞しています。

人々とのつながりをあたたかく描き出し、共感しやすいような親しみやすい作風が特徴です。

小野寺史宜の作品の魅力

出窓でくつろぐ女性と犬

小野寺史宜さんの作品は、日常の風景や人々のつながりをあたたかかく、そして繊細に描き出すことで知られています。商店街や食堂など、誰もが一度は訪れるであろう場所を舞台に、共感を呼ぶ物語を展開しています。また、異なる作品間でのさりげないリンクや共通の舞台設定がされていることも特徴。それらのつながりを発見することが、読者にとって一つの醍醐味となっています。

小野寺史宜のおすすめの作品

思いついた女性

小野寺史宜さんのおすすめの作品を紹介します。

ひと

2019年本屋大賞第2位に輝いた作品。下町荒川青春譚シリーズの第1作目です。家族を失い、経済的にも行き詰まった主人公・柏木聖輔が、偶然出会った商店街の惣菜屋とのつながりを通じて、人生を変えていく物語です。人生の温もりと希望を与えてくれる、心温まる一冊。人との絆の尊さを教えてくれます。

まち

「ひと」に続く下町荒川青春譚シリーズ第2作目です。群馬から東京に出てきた一人の青年。素直で優しい心で周囲との絆を深めていく心温まる物語です。人と人とのつながりの大切さを優しく教えてくれます。じんわりと心に染みる優しさとあたたかさが魅力の一冊。前作「ひと」と同じ舞台と時間軸で繰り広げられている点にも注目です。

いえ

「ひと」「まち」に続く下町荒川青春譚シリーズ第3作目です。事故で足を怪我した妹を思う兄や家族の心情が、丁寧に描かれています。シリーズの過去作品とのつながりも散りばめられているところにも注目。登場人物たちの心の動きに、優しく寄り添うような物語です。小野寺史宜さんの優しさ溢れる物語の世界が広がっています。

ライフ

大学進学で住み始めたアパート。 楽しい大学生活を送っていましたが卒業後、自分の本当のやりたいことを模索しながら悶々とした日々を過ごす主人公が、隣人たちとのふとした出会いを通じて前向きに一歩を踏み出していく物語です。何気ない日常を描きつつも、心温まるストーリーで読者にほっこりとした気持ちを与えます。

ROCKER

小野寺史宜のデビュー作「ROCKER」。主人公の女子高生ミミは、過去のトラウマを抱え、孤独感に苛まれていましたが、元イトコの永生と一緒にロック音楽の世界に足を踏み入れ成長していくミミの姿が描かれています。音楽を通じた成長を描いた青春ものです。

少年サッカーのコーチ、室屋さんから始まる連作短編集です。タイトル「縁」の通り、登場する人物たちが少しずつ繋がっている5つの物語が収録されています。人と人とのつながりの面白さを感じられる一冊です。

みつばの郵便屋さん

「みつばの郵便屋さんシリーズ」の第1作目。郵便配達員の日常を舞台にした連作短編集です。主人公、秋宏が配達中に出会うさまざまな人々との心温まるエピソードを描いています。始終あたたかな雰囲気に包まれ、心地よい読後感。シリーズものなので、続編もぜひ読んでみてください。

とにもかくにもごはん

子ども食堂が舞台の物語。主催者からボランティア、利用する子どもたちやその親まで、さまざまな人々の人生が、それぞれの視点で描かれています。このような子ども食堂がもっと増えてほしいと願うような、心地よい物語です。

レジデンス

狭い町にある湊レジデンスを舞台に、夏の3日間を描いています。この作品は、小野寺さんがこれまでに発表してきたほのぼのとした作品とは異なり、ややダークな雰囲気を持っています。人々の複雑な感情や関係性が繊細に描かれているため、小野寺史宜の新たな側面を発見できるでしょう。今までの小野寺さんの作品とは一風変わった物語を楽しんでみてください。

それ自体が奇跡

結婚生活3年目を迎えた夫婦の成長を描いた物語。夫が社会人サッカーチームに入団してのめり込む一方で、妻はその情熱を理解しがたく感じています。心がすれ違いつつある夫婦が、再び互いへの理解と絆を深めていきます。出会い、恋愛をし、そして結婚をする、それぞれの段階が奇跡のような瞬間であることを再認識させる、心温まる物語です。

ミニシアターの六人

追悼公演で上映された銀座の夜をテーマにした映画を見に来た6人の物語。この映画に対するそれぞれの思いが映画のストーリーとともに語られます。小野寺さん特有の、人々のつながりを感じさせる物語が展開され、心温まる読後感を与えてくれます。

まとめ

この記事では、小野寺史宜さんのおすすめの作品を紹介しました。ぜひ、お気に入りを見つけて小野寺さんの世界を楽しんでみてください。

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この記事を書いた人

株式会社アマノート取締役。ブッククランチでは、本の魅力を広く伝え、人々の日常に彩りを加えることを目指しています。

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