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書籍JANコードとISBNの違いについて解説!バーコード?識別番号?【ほぼ同じ】
2020年6月9日
本の裏に、バーコードってありますよね。今回は、本の裏表紙に印字されている書籍JANコードとISBNの違いについて解説。
本好きな人でも、スルーしている人が多いテーマではないでしょうか。
本記事を読むと、書籍JANコードやISBNの役割について理解できます。
書籍JANコードとISBNの違い…そもそもJANコードって何?
書籍JANコードとISBNの違いを説明していく前に「JANコード」について簡単に説明します。
JANコードは、商品パッケージなどに印字されているバーコードのこと。
JANはJapanese Article Numberの略称です。
世界的には、EANコード(European Article Number)と呼ばれています。
JANコードは、GS1 Japan(流通システム開発センター)という組織に申請して作成可能。
JANコードの目的は、お店が売上を管理したり商品の在庫を管理するのに使うことです。
また、自社のオリジナル商品だというアピール材料として発行するケースもあります。
書籍JANコードとISBNとは?
書籍JANコード...上段と下段の違い
本の裏表紙にある二段のバーコードは「書籍JANコード」と呼ばれています。
書籍用のJANコードということです。
昔の本にはバーコードが印字されていない場合も多いですが、現在市場で流通している本にはほぼ印字されていますね。
- 上段:978という番号は「本」であることを示す
- 下段:192という番号は「本」であることを示す
下段のバーコードについて、192以降の番号はC分類などと呼ばれ本の発行形態やジャンルを把握可能。
また、本の価格もバーコード末尾付近の番号で示されています。
※ 一番最後の数字はチェックディジットと呼ばれており、価格を示してはいません。
ISBN
ISBN(International Standard Book Number)というのは、国際的な規格コードのことを指しており日本でも使われています。
「Book」と記載があるように、本のみに用いられるコード。
本の裏表紙のバーコードの右側に「ISBN978-4-…」「ISBN4-…」と印字されていることが大半です。
日本のISBNは978-4から始まっています。この978という番号は「書籍」のこと。
日本は978ですが、979の国もあります。4という数字は「日本」のことです。
ここの数字は国や地域によって異なりますね。このISBNによって、書籍JANコードが作成されます。
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書籍JANコードとISBNの違い
書籍JANコードとISBNの違いについて簡単に説明すると、書籍JANコードがバーコードでISBNは識別番号です。
JANコードは本だけではなく、あらゆる商品に付与されるものです。一方で、ISBNや書籍JANコードは書籍のみに割り当てられられるもの。
書籍JANコードとISBNの違い:まとめ
今回は、本に印字されているバーコードとISBNコードについてご説明しました。
古い本には書籍JANコードがない場合も多いので、チェックしてみてください。