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読書のメリット7選!朝読書・夜読書のメリットについても紹介
読書は楽しみだけでなく、読者にさまざまなメリットを与えてくれます。
本を読むことで、人生が好転する人も少なくありません。そこで本記事では、思わず読書をしたくなる、読書によって得られるメリットを7つ紹介します。
また、朝読書・夜読書のメリットや読書のメリットが得られにくい要因も解説しているので、チェックしてみてください。
読書のメリット7選
読書によって得られるメリットは、人間としての基礎力を上げるものばかりです。
ビジネスや人間関係など、人生のあらゆる場面の助けとなるでしょう。
文章に慣れる
文章に慣れることも、読書のメリットの1つと言えます。
慣れない文章を読む場合、その分野に関する専門用語や、その分野で一般的な表現方法などが出てくることがあります。
最初は難しく感じるかもしれませんが、慣れてくるとその分野の文章にも親しみを持てるでしょう。
また、異なる文化や背景を持つ人々が書いた文章を読むことで、その人々の視点や感性に触れることができ、自分の世界観を広げられます。
文章に慣れることは、語彙力や読解力を向上させるためにも重要です。
文章の表現方法や、論理的な展開を読み取る力を養えるため、ビジネスや学業、ライティングのスキルアップにも役立ちます。
また、慣れない文章を読むことで、自分自身が書く文章にも影響を与えることがあります。
慣れた文章に固執することなく、さまざまな文章に触れることで、より自分らしい表現を見つけることが可能です。
想像力が鍛えられる
読書は、想像力を鍛えるための効果的な手段の1つです。
小説や物語を読むことで、登場人物や場面、ストーリーなどをイメージすることが必要になります。
また、作品の内容について自分自身で考え想像し、解釈することで、自分自身の想像力を鍛えられます。
特に、ファンタジーやSFなどのジャンルは、架空の世界や未来の世界を描いていることが多く、読者が自分自身でその世界を想像することが必要になりますよね。
また、物語の展開によっては、読者が登場人物の心情や感情を想像することが必要になることもあります。
これらのことが、想像力を刺激するための有効な手段となります。
さらに、想像力を鍛えるためには、単に読むだけでなく、読んだ内容を自分自身で考え、自分の言葉で表現することが大切です。
読書感想文やブックレビューを書くことで、自分自身の想像力をさらに高められます。
知識が身につく
読書は、知識を身につけるための効果的な手段の1つです。
本を読むことで、さまざまな情報や知識を得られます。
例えば、専門書や技術書を読むことで、自分の専門分野や仕事に必要な知識を身につけることが可能です。
また、歴史書や哲学書を読むことで、社会や人間の歴史や考え方を学べます。
さらに、小説やエッセイなどのフィクションのジャンルでも、登場人物やストーリーを通じて、社会や人間のさまざまな側面を理解できます。
ただし、読書から得られる知識は、その本やジャンルに限定されるでしょう。
そのため、幅広い知識を得るためには、さまざまなジャンルの本を読むことが重要です。
また、本を読むだけでなく、読んだ内容を自分自身で考え、自分の言葉で表現することで、より深い理解と記憶につながります。
さらに、知識を身につけた後はその知識を実践的に使い、自分自身や周りの人々のために役立てることが大切です。
語彙力や文章力が養われる
読書は語彙力や文章力を養うのに役立ちます。
まず、読書は新しい言葉や表現を学ぶための素晴らしい方法です。
小説やノンフィクションの本を読むことで、新しい単語やフレーズを発見し、自分の語彙を豊かにできます。
また、文章構造や文法のパターンを理解することもできます。
さらに、読書は文章力を養うのにも役立ちますよ。
書籍を読むことで、さまざまなスタイルやジャンルの文章を読めます。
よい文体やストーリーテリングのテクニックを学ぶことができ、自分の文章のスタイルやストーリーテリング能力を向上させられます。
ただし、読書だけで完全に語彙力や文章力を向上させることはできません。
読書の他にも、自分で書いてみたり、練習することが必要です。
また、読書によって得た知識やスキルを実際のコミュニケーションやライティングに応用することが重要です。
研究でも、読書量と語彙力、文章理解力は一定の相関関係にあることが指摘されています。
参考:複数の読書量推定指標と語彙力・文章理解力との関係(J-Stage)
また、本に書かれているのは多くのチェックをクリアした文章です。
そのため、相手に伝わりやすい、正しい日本語で書かれた文章に触れられます。
ストレス発散につながる
読書はストレス発散につながることがあります。
ストレスは、心身にさまざまな悪影響を与えることがあります。
ストレスを感じると、身体的な反応(例:心拍数の上昇や筋肉の緊張)や、心理的な反応(例:不安やイライラ)が起こります。
しかし、読書はこれらのストレス反応を緩和する効果があると言われています。
イェール大学の研究によると、毎日30分以上読書をする人は、そうでない人より寿命が約2年長かったのだとか。
This study found that those who read books for an average of 30 minutes per day – say, a chapter a day – showed a survival advantage, compared to those who did not read books. …Thus, reading books provided a 23-month survival advantage.
出典:A Chapter a Day – Association of Book Reading with Longevity(National Library of Medicine)
医療の現場では、読書療法(ビブリオセラピー)という心理療法が実施されています。
さらに、読書は自己啓発書やストレスマネジメントに関する書籍を読むことで、ストレスを軽減する方法を学ぶこともできます。
ただし、ストレスに対する個人差がありますので、読書がストレス解消に効果があるとは限りません。
ストレスを感じたときには、自分にとって効果的なストレス解消法を見つけることが大切です。
コミュニケーション能力が高まる
読書はコミュニケーション能力を高めることができます。
まず、読書は新しい知識や情報を得られるため、コミュニケーションパートナーと話題を共有できます。
また、読書を通して、自分とは異なる視点や文化、社会背景などを知れるため、対人関係の向上につながることもあるでしょう。
さらに、読書はコミュニケーションスキルを向上させることが可能です。
小説やエッセイを読むことで、ストーリーテリング能力や表現力を身につけられます。
また、書籍を読むことで、相手の立場を理解する能力や、自分の考えを論理的に整理する能力が向上することがあります。
ただし、読書だけで完全にコミュニケーション能力を高めることはできません。
読書に加えて、実際に人と交流を持つことや、自分自身の言葉で表現することが重要です。
また、読書を通して得た知識やスキルを実践することが大切です。
時間を有効活用できる
読書は、比較的手軽に行える趣味の1つです。
公共の交通機関や待ち時間、休憩時間など、何か別のことをすることができない時間を読書に充てられます。
また、読書はテレビやスマートフォンなどと比較して、比較的集中力を必要とするため、自分の時間を集中的に有効に活用できます。
さらに、読書は多くの場合、自己啓発や学習に関する書籍を読むことが可能です。
自分の専門分野に関する書籍や、新しい技術やスキルを身につけるための書籍を読むことで、時間を有効に使いながら自己成長やスキルアップをできます。
ただし、読書は時間の有効活用方法の1つに過ぎません。
運動や趣味、人との交流など、自分自身がリフレッシュできる時間を確保することも重要です。
また、読書に限らず、自分に合った方法で時間を有効に活用することが大切です。
朝読書・夜読書のメリット
体内時計に朝型・夜型があるように、生活スタイルは人それぞれです。
朝・夜の違いは読書の効果にも影響を及ぼすため、ご自分の生活スタイルや求める効果に応じて、読書の時間を決めてみてはいかがでしょうか。
朝読書のメリット
学校で「朝読書」を行った方は多いのではないでしょうか。
朝読書は全国の小・中学校の8割以上で取り入れられている活動で、集中力の向上などに効果があるとされています。
朝は脳が整理され、情報をすんなりとインプットしやすい時間帯です。
これに加えて、ストレス解消効果によってイライラが落ち着くことが期待できます。
大人も同様で、仕事や家事で夜にはヘトヘトになっている方でも、朝ならスッキリと読書を楽しめますよね。
朝は行動がルーティン化されていることも多いため、「通勤・通学時間を読書にあてる」など自分のルールを作ると、読書習慣の定着にも役立ちます。
夜読書のメリット
夜読書のメリットは、安眠効果が得られることです。
ストレス発散効果や、スマホ画面を見る時間の減少などにより、睡眠の質が高まります。
「あとは寝るだけ」という気楽さで、ゆったりと物語に没頭できることもメリットです。
また、学んだ後に寝ると記憶が定着しやすいといわれています。
資格試験の本を夜読書に取り入れると、効率的に学習できるでしょう。
読書のメリットが得られにくい要因
「たくさん読んでいるのに、いまいちメリットが感じられない!」という人もいるのではないでしょうか。
そのようなときは、以下の3点をチェックしてみてくださいね。
暗い環境で読んでいる
暗い環境で本を読むと、目が疲れます。
短時間で疲労が溜まり、集中して本を読めなくなってしまうでしょう。
目が悪くなると、読書がさらに億劫になります。
目の疲れは読書離れの悪循環を起こすため、読書は明るい場所で楽しみましょう。
どうしても暗い環境で読書をする場合は、目薬やアイマスク、こまめな休憩を取り入れて、目を休ませてあげてくださいね。
Audibleなど、耳で聞く読書を活用してもよいかもしれません。
自分に合わない本を選んでいる
ベストセラーや友人に勧められた本でも、自分に合わない本はあります。
読書には発達段階があり、タイミングも重要です。
今その本が読めないのは、なにか理由があるのかもしれません。
難しい本なら同じ内容で少し簡単なものを探す、タイミングが悪い本は後回しにするなど、読書に抵抗感を抱かないような工夫も必要です。
とくに難解な専門書は、遠回りしたほうが理解がすすむこともあります。
読む時間を決めていない
忙しいからあとで、疲れたから明日、と読書を先延ばしにしていませんか。
読む時間を決めずにいると、ズルズルと読書をしないままになってしまうかもしれません。
気が乗らないときでも、時間になったら本を開いてみましょう。
毎日数ページでも読むことが大切です。
朝食後、入浴前など読書の時間を決めると、習慣化しやすくなります。
読書のメリットを享受しよう
読書にはこれだけのメリットがありながら、多くの方がそのメリットを享受していないのが実情です。
まずは1日1ページ、ご自分の好きな本を読んでみませんか。
いつしか読書が習慣化され、蓄積された知識が人生を変えるかもしれません。