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ブックレコメンドとは?書評の投稿や本を紹介してもらう方法を解説

2023年6月11日

本を読む手元

海辺のつばくろ

小学2年生の時にアーサー・コナン・ドイルの『まだらの紐』を読んで、推理小説にはまりました。現在はビジネス書や日本史に関係のある本にも興味があります。記事作成を通じて、読書の楽しみをお伝えしたいです。

ブックレコメンドとは、書籍の紹介をするサイト。読書が好きな方にはおすすめのサービスです。

書評を作成して発表することもできますし、注目の本のチェックや、ふだんなかなか手にする機会がないような本を探すこともできます。

本を紹介したり、自作の本を宣伝したりと、趣味を仕事にできるかもしれません。こちらの記事では、ブックレコメンドに書評を投稿する方法や、本を紹介してもらう方法(宣伝の方法)について紹介しています。

本を効率的に宣伝したい!」という本の著者・出版社の方や、「書評を書いてみたい!」という読書が趣味の方にブックレコメンドはぴったりです。

本記事は、株式会社アマノート代表取締役の田中(@hiroky_info)が監修しています。

ブックレコメンドとは?

スマートフォンを操作する手元

ブックレコメンドは、「レスキューワークス株式会社」が運営するサイトです。

内容は、読書好きな方が自分の好きな本の書評を書いて、次に読むおすすめの本を紹介するというもの。

紹介の仕方が独特ですので、書評を投稿する前に確認することをおすすめします。

ブックレコメンドに書評を投稿する方法

ノートパソコンを持つビジネスウーマン

では、ブックレコメンドにどのようにして書評を投稿するとよいのでしょうか。

サイトのトップページから、「書評を書きたい方へ」のボタンを選択します。

最下部にある「寄稿者応募フォーム」のリンク先を選んでからフォームが表示され、投稿できますよ。

2つの本の紹介をする

ブックレコメンドでは2つの本を紹介するやり方で、2冊の本の書評を記載します。

まず、A欄に「読んだ本」「作者名」「あらすじ」「読後の感想」を紹介。

B欄に「次に読むのをおすすめする本」「作者名」などを紹介しましょう。

最後の欄に、前に読んだ本Aと次に読む本Bのつながり、どうしてその本を選んだのか、おすすめのポイントは何かについて記載します。

初めての書評は課題本から選択する

初めて書評を投稿する際に注意したいのは、先に読んだ本、もしくは、次に読む本のうち、「必ず1冊は課題本から選ぶ」ということです。

もちろん、両方とも課題本から選んでも構いません。

課題本は月3冊~8冊程度。

課題本の期間は2ヶ月です。

書評の寄稿経験のある人であれば、課題本の推薦も可能な場合があります。

本好きの方でないとなかなか2冊読むのは大変かもしれません。

課題本については、小説、ビジネス本やエッセイなどバランス良く揃っています。

書評を試してみる

ブックレコメンドに書評を投稿する際の注意点

読書する人

書評を寄稿する際に、どのようなところを注意するとよいのでしょうか。

2点挙げてみます。

掲載まで時間がかかることもある

書評は編集部の審査を受けてから掲載となります。

目安の日数は、2~4営業日程度。

公開までは審査から、およそ1週間程度かかるようです。

ただし、月末は投稿が多いこともあり、もう少し日にちがかかることも。

提出した後は、ブックレコメンドから返信メールが来るまで待ちましょう。

掲載されるとは限らない

審査をした結果、不採用となる場合もあります。

他の寄稿者の書評を参考にして、構成を考えるとよいかもしれません。

不採用にならないように以下の点に注意しましょう。

  • 2冊の本の繋がりが分かりにくい…最も重要視・本文に明記すること
  • 課題本以外は紙の書籍を選ぶ…出版や文庫化から長い時間経過した古い本・品切れで電子版がない本は手元に購入しにくい
  • 暴力や性描写などのきつい表現がある本は不可

ブックレコメンドに書評を投稿するメリット

ノートパソコンを使う女性

ブックレコメンドに書評を投稿すると、どのようなメリットがあるのでしょうか。

ブログやインスタグラムよりも楽に管理できる

アフィリエイトや読書記録、書評を人に読んでもらうなどの目的で、ブログやインスタなどのSNSを利用しようかと考える方もいるかもしれません。

多くの書き込みに埋まってしまい、あまり人目につかないこともあるでしょう。

書評をいざ載せようと考えると、毎日の更新作業が大変です。

読みやすいように、レイアウトを考えたり、修正したりするのも難しく感じる方もいます。

ブックレコメンドを利用することで、ある程度ひな形が決まっているので、書評の作成に集中できるでしょう。

「いいね」が多いと報酬が発生する

自分が作成した書評に「いいね」が付くと、やりがいを感じることはありませんか。

ブックレコメンドでは、「いいね」の数が上位5位に入ると報酬が発生します。

読書という趣味が副業にも繋がりますね。

一万円贈呈課題本制度が利用できる

ブックレコメンドでは、「一万円贈呈課題本制度」があります。

これは、課題本の書評に採用された人のうち、最大2名に1万円を贈る制度。

掲載された記事が2件なら、2名に贈り、3件以上の書評があれば、その中から2名を選んで贈られます。

ただし、この制度は毎月あるわけではないので、注意が必要です。

自作の本を宣伝できる

本を出版すると、自作の本を売り込むのが大変な場合があります。

インスタなどSNSやブログに記載するなど、さまざまなやり方がありますね。

ブックレコメンドを使って、自費出版の本も宣伝できます。

副業になる

ブックレコメンドでは、2ヶ月ごとに「いいね」数のランキングを集計します。

報酬の上限は1位が最大で1万円、2~5位が最大3千円まで。

書評を寄稿する際に、預金口座を指定して、振込依頼ができます。

ただし、「1人で複数いいねボタンを押す」など不正行為があった場合は、その分のいいね数が除外されるということです。

ブックレコメンドに本を紹介してもらうやり方

取材した記事をまとめる記者・ライター

出版をすると、新聞や雑誌などの広告を入れて大々的に宣伝する方もいます。

しかし、どんなに有名な著者でも継続的に多くの人に知らせるのは難しいでしょう。

長期間、宣伝をするために、ブックレコメンドを利用する方法もあります。

課題本に申し込む

有料サービスではありますが、自作の本をブックレコメンドの課題本に申し込むこともできます。

課題図書の対象期間は2ヶ月。

寄稿者や書評の読者の目に止まり、広告やインスタやブログなどよりも長く通知できるでしょう。

また、書評は2ヶ月以降でもブックレコメンドに掲載されるので、興味を持った人が入手する可能性も高いです。

特に優れたレビューであれば、いいね数ランキングでも上位となり、より注目されるでしょう。

「一万円贈呈課題本」の設定もオプションで利用できますよ。

本を宣伝してみる

ブックレコメンドの書評の探し方

仕事をする女性

書評を探すのはどのような時でしょうか。

いつも選ばないジャンルから本を探したい、どのような本を読むといいかおすすめを知りたい、そんな時に良質な書評で確かめようとすることもありますね。

ブックレコメンドで書評を探すコツを紹介します。

タイトルや著者名で検索

ある程度本の候補を絞り込んでいる場合は、タイトルや作者名を検索してみましょう。

サイトの検索ボックスに入力してみましょう。

2冊のうちのどちらかの書評がある場合は、書かれている記事が出てきます。

ない場合は、「アマゾンで探す」というリンク先が表示され、取り扱いがある本が表示され、正式な名称が分かりますよ。

評判の良い記事

評判の良い書評は、「最近いいねされた記事」から選ぶこともできます。

気に入った書評があり、その作者の他の記事を読んでみたいと思うこともありますよね。

文末の「この記事を書いた人」から「記事一覧」を閲覧できますよ。

いいね数ランキング

多くの良い評価を集めている記事を探すなら、「いいね数ランキング」のリンク先を見てみましょう。

2ヶ月ごとに上位5つの記事がまとめられています。

「いいね」は一定時間が経過すると、書評を読んだと判断してボタンが表示されます。

役に立った、いい書評だと感じた場合は、積極的に「いいね」を選びましょう。

寄稿者でなくても1回のみ押せます。

日付で探す

例えば、ある日にちなんだ本探しているのなら、日付で書評を探すことも可能です。

検索ボックスに日付を入れると、該当する書評が選べます。

今日読む本は

特に決まっていない場合、「今日読む本は」というカテゴリを利用しても面白いかもしれません。

順不同で、その日にちなんだ本の書評が並んでいます。

7月6日であれば俵万智さんの読んだ歌集にちなんで「サラダ記念日」の書評が閲覧できます。

カテゴリから探す

探している書評の種類がある程度決まっているなら、「読む本を探している人へ」のページから、「ジャンルから探す」項目を選ぶのがおすすめです。

主なカテゴリー分けは、文芸、ビジネス書、教育・学術、一万円贈呈課題本の4種類。

4種類のうち、最近の投稿が記載されています。

ブックレコメンドのホームページから、カテゴリーを選ぶことも可能です。

ブックレコメンドを試してみよう

ブックレコメンドは、2冊の本を紹介する書評のサイトです。

寄稿者はおすすめの本を紹介できる、閲覧者側はさまざまな人の評価が見られるという点で楽しめます。読書好きな人なら、趣味を副業にするメリットも。

本を効率的に宣伝したい!」という本の著者・出版社の方や、「書評を書いてみたい!」という読書が趣味の方にブックレコメンドはぴったりです。ぜひ試してみてください!

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