読書の秋・食欲の秋・芸術の秋!読書の秋と呼ばれる由来と豆知識について解説

2023年1月28日

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読書の秋

Joie

明治大学卒の元ヴィジュアル系バンドマンという異色の経歴ながらコーヒーの魅力に目覚め、現在はコーヒーの勉強中。外国語が趣味で洋書を嗜みます。毎日少しずつの読書を心がけています。

秋といえば何を思い浮かべるでしょうか。

スポーツの秋や食欲の秋、芸術の秋と1年の中でイベントが充実する季節です。

中でも「読書の秋」を連想する人は少なくないでしょう。

読書の秋と言われ始めたことには諸説存在します。

今回は読書の秋の由来について説明します。

読書の秋とは?読書の秋の由来(説)3選

公園で本を読む女性

読書は1年中どの季節でも、どの時間でも楽しめますよね。

本を読むときは、静かな環境で集中しながら自分のペースで読めるに越したことはないでしょう。

「読書の秋」は辞書の中では読書に適した季節と定義されています。

秋は涼しく夜が長いため、読書をする環境が整えやすいです。

この感覚や認識は、現代に始まったものではありません。

読書は、はるか昔から秋に行うものだと考えられていました。

諸説ありますが、その由来を3つ紹介します。

古代中国の漢詩に由来する

由来の1つは、古代中国の漢詩に起源します。

時は8世紀に遡り、韓愈という中国の詩人が残した「符読書城南詩」の中に読書の秋に関する記述があります

「符読書城南詩」は学問についての大切さが詠われている漢詩であり、読書の秋に言及しているのが以下の1節です。

時秋積雨霽、新涼入郊墟。燈火稍可親、簡編可卷舒。

現代語に置き換えると、「秋になり長雨が終わって空が晴れると、丘に涼しさが戻ってきている。ようやく夜の灯りの下で読書に興じられる。」と訳せます。

夏の夜は大変暑く、読書もできないほどだったのでしょう。

この1節で当時から秋には読書を楽しむものだという認識が広まっていきました。

読書の秋はこの漢詩が始まりのようです。

過ごしやすい気候が読書に合っている

「符読書城南詩」の中で言われているように、秋という季節は日本では過ごしやすい気候といえます。

夏より涼しくなり、夜長という言葉通り陽が短い季節です。

湿度も下がり1日を通して気持ちよく過ごせる日が増加します。

スポーツのように外でたくさん体を動かす人もいますが、静かに集中して読書したくなる人も増える印象です。

高温多湿では屋内でも屋外でも不快に感じ、読書の妨げになります

秋の気候は読書にぴったりといえるでしょう。

夏目漱石が小説に記載し浸透した

では古代中国の漢詩が現代日本でどのように浸透していったのでしょうか。

これにはきっかけがあります。

有名な作家の夏目漱石が1908年に著した作品に「三四郎」があります。

作品中で漱石は漢詩を引用し、日本中で一気に広まりました

当時の日本も秋は過ごしやすい季節という認識があったようです。

影響力がある文豪であったからこその広まりといえますね。

読書の秋に合わせて実施される読書週間とは?

読書する女性

戦後間もない1947年、日本で「読書週間」が開始されました。

全国の書店や図書館の人々が発案し、読書で平和を導くことを目的とされています。

戦後間もない状況だったため、平和に対して全国的に意識が高まっていたことでしょう。

実施期間が1947年10月27日から11月7日に設定されており、秋真っただ中の実施が秋の読書を印象付けたのかもしれません。

現在でも残る読書週間ですが、後の1960年に「読書推進運動協議会」設立された際に本格的に定着しました。

読書週間中は、書店や図書館で読書を推進するイベントやキャンペーンが活性化します

店員がおすすめの一冊を紹介するイベントや、読書を促すようなポスターが多数貼り出されるなどさまざま。

本に関するグッズプレゼントが実施されることもあるため、本好きの人には魅力的な期間といえるでしょう。

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読書の秋は本を楽しもう

読書をする季節や時間は人それぞれですが、秋が読書に適していることがお分かりいただけたでしょうか。

普段本を読まない人も、読書週間中だけでも本を読むと魅力に気づくかもしれません。

秋という季節を改めて感じるきっかけともなります。

古人から受け継がれる「読書の秋」を自分に合う方法で楽しんでみてください。

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