耳で聴いて読書を楽しめるオーディオブック。多忙な日々の中でも手軽に活用できるため人気です。
この記事では、無料で利用できるおすすめのオーディオブックサービスを紹介します。無料体験期間があるサービスもあるのでぜひ、通勤時間や家事をしながら、またはリラックスタイムのお供に、これらのサービスを使ってみてください。
オーディオブックの選び方
自分に合ったオーディオブックを選ぶための選び方を紹介します。
ラインナップ・ジャンルを確認する
オーディオブックを選ぶ際、ラインナップやジャンルの幅広さを比較することをおすすめします。自分が興味を持つ分野や好みのジャンルが豊富に揃っているかを確認しましょう。
小説やビジネス書、自己啓発書など、多様なジャンルが揃っているサービスを選ぶと、自分の興味のある内容を見つけやすくなります。
料金やプランを確認する
料金やプランを確認しましょう。月額制か、聴き放題か、1冊ごとの購入制かなど、自分の聴き方や予算に合ったサービスを選んでみてください。
また、無料トライアルがあるかも確認し、実際に使ってみてから決めるのも良い方法です。
機能を確認する
オーディオブックの機能も確認しましょう。例えば、ブックマーク機能や再生速度の調整、オフラインでの利用が可能かなど、使い勝手を左右する機能が充実しているサービスを選ぶと便利です。
また、使用するデバイスに対応しているかどうかも重要なポイントです。
無料で使える・無料体験があるオーディオブック7選
おすすめのオーディオブックを紹介します。完全に無料で利用できるものから、月額制で聴き放題ものもまで幅広く紹介。
無料体験期間があるものもあるので、ぜひ気軽に試してみてください。
Audible
「Audible」は、Amazonが提供する革新的なオーディオブックサービスです。月額1,500円(税込)という手頃な価格で、聴き放題プランを利用することができます。
聴き放題の対象となる作品は12万冊以上と非常に多岐にわたっており、文学・ビジネス・自己啓発・歴史・科学などあらゆるジャンルが網羅されています。聴き放題の対象外となる作品も、Audibleに登録することで30%割引の特別価格で購入することが可能です。
Audibleの魅力は、その豊富な作品ラインナップにあります。古典から最新のベストセラーまで、お気に入りの作品が必ず見つかるでしょう。
芥川賞や直木賞を受賞した話題の作品も数多く取り揃えられており、文学ファンにとって欠かせないサービスとなっています。
Audibleでは、30日間の無料トライアルを提供しています。この機会に、通勤・通学時間や家事の合間など、ちょっとした空き時間にオーディオブックを楽しんでみてはいかがでしょうか。きっと読書体験が新たな次元へと導かれることでしょう。
kikubon
Kikubonは無料の会員登録のみで月々の費用もかからず、オーディオブックを楽しめるサービスです。現在、SF、ミステリー、ファンタジーなどのジャンルで380作品以上が無料で楽しめます。
人気声優などプロの声優による朗読が特徴。作品の雰囲気や臨場感を鮮明に感じられます。
青空朗読
青空朗読は、著作権の切れた作品や著作権者からの許諾を得た「青空文庫」の書籍をオーディオブックとして無料で提供するサービスです。
小説や童話、随筆など1000冊以上のタイトルを無料で聴けます。青空朗読は完全に無料で会員登録も不要なので気軽に利用できます。
audiobook.jp
audiobook.jpでは、コスパ良くオーディオブックを楽しめます。聴き放題プラン以外にも、チケットプランと月額会員プランが用意されています。
聴き放題の「月額プラン」では1330円/月ですが、年割プランだと833円/月となり、さらにお得に楽しめます。
聴き放題の対象となる本は約1.5万冊。特にビジネス書が充実しており、知識を深めたいビジネスパーソンにぴったりのサービスです。14日間の無料お試しもあるのでぜひ試してみてください。
himalaya
「himalaya」は、中国最大級の音声コンテンツ配信サービスで、中国発のプラットフォームながら、日本語でのオーディオブックも提供しています。
小説、エンターテインメント、ビジネスなど多様なジャンルがあり、オーディオブックに加え、音声コンテンツが充実しているのが特徴です。
月額プランでは750円(税込)、年間プランでは7,500円(税込)月額換算で625円(税込)で聴き放題になりお得です。また、30日間の無料トライアルも用意されています。
LisBo
「LisBo」は、株式会社ピコハウスが運営する「知を聴く」をテーマにしたオーディオブックサービスです。
小説も取り扱っていますが、講演、法話、落語、講談などのジャンルが主流なので、これらのジャンルを楽しみたい人におすすめです。
料金体系は月額1,650円(税込)の聴き放題プランのみで、入会月は無料で利用できるトライアル期間が設けられています。
Audiobooks HQ
「Audiobooks HQ」(オーディオブックHQ)は、月額料金は不要、アプリをインストールする際にかかる300円のみで、日本古典、洋書、ラジオ番組など多岐にわたるジャンルの豊富なコンテンツを楽しめます。
無料トライアル期間は設けられていませんが、一度アプリを購入すれば聴き放題なので、この手軽さとコストパフォーマンスの良さは、大きな魅力と言えるでしょう。
そもそもオーディオブックとは?
オーディオブックとは、書籍の内容を朗読して録音したものです。印刷された本を音声化し、いつでもどこでも耳で聴くことができる便利なメディアといえるでしょう。
オーディオブックは、ラジオドラマやポッドキャストなどの他の音声メディアとは異なる特徴があります。まず、オーディオブックは書籍が原作であるため、内容が体系的で完結しています。また、ナレーターによる朗読が中心で、効果音や音楽は最小限に抑えられている点も特徴の一つです。これにより、聴き手は物語や情報に集中しやすくなります。
一方、ラジオドラマは台本をもとに制作された音声作品で、複数の声優による演技や効果音、音楽が積極的に用いられます。ポッドキャストは、特定のテーマについて話す音声コンテンツで、対談形式や monologue 形式などがあり、より自由度の高い表現が可能です。
このように、オーディオブックは書籍を音声化したメディアであり、他の音声メディアとは異なる特徴を持っています。活字が苦手な人や、移動中や家事の最中など、手を使わずに"読書"を楽しみたい人にとって、オーディオブックは魅力的な選択肢となるでしょう。
オーディオブックのメリット・デメリット
オーディオブックのメリット・デメリットについて紹介します。
メリット
メリットは以下のとおりです。
時間の有効活用
オーディオブックは、通勤・通学中や家事をしながら聴くことができるため、普段は読書に充てられない時間を有効に活用できます。多忙な現代人にとって、オーディオブックは読書習慣を維持する上で大変便利なツールといえます。
目の負担軽減
長時間の読書は目の疲れを引き起こしますが、オーディオブックであれば目の負担を軽減できます。特に、寝る前や移動中など、本を読むのが難しい状況でも、気軽に「読書」を楽しむことができます。
読書の幅が広がる
活字が苦手な人や、読書習慣がない人でも、オーディオブックなら気軽に読書を始められます。また、外国語学習者にとっては、ネイティブスピーカーによる音声を聞くことで、発音やイントネーションを学ぶ良い機会にもなります。
没入感の向上
優れたナレーターによる朗読は、登場人物の感情をより深く伝えることができ、物語世界への没入感を高めてくれます。音響効果や BGM が付いているオーディオブックなら、まるで朗読劇を聴いているかのような臨場感を味わえます。
デメリット
デメリットは以下のとおりです。
読み返しや検索が難しい
気になる部分を読み返したり、特定の箇所を探したりするのが難しいのがオーディオブックの欠点です。印刷された本と違い、目で見てページを探すことができないため、聴き直しに時間がかかってしまいます。
ただし、一部のオーディオブックサービスでは、ブックマーク機能を提供しており、聴きたい箇所にマークを付けることで、再生位置を簡単に見つけられるようになっています。
価格が高い場合がある
オーディオブックの中には、印刷された本よりも価格が高いものがあります。ただし、近年はサブスクリプション型のサービスも登場し、月額料金を支払うことで多くのオーディオブックを聴き放題で楽しめるようになってきました。
まとめ:オーディオブックを無料で聴けるおすすめサービス
この記事では、無料で利用できるオーディオブックサービスを紹介しました。さまざまなジャンルの書籍を楽しめるこれらのサービスを活用し、移動時間やちょっとした空き時間を使って、新しい読書体験をぜひお楽しみください。